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〉自分は神だと思い込んだまま成長した少女が、十三歳頃に解任されて、普通の子どもとしていきなり学校へ編入される。
そう考えれば、ますます難しいことですね。
アリは負の感情を食べるだけ。むしろいる事で、負の感情を可視化することができる。
同じように、解任されるクマリが1人で生きていけるように教育を受けることで、この国の女の人のガラスの天井に穴を開けている……。
王女もきっと、人の何かをすり減らしているから、優秀さを身につけて、突破口を見つけたんだろうな……難しいなあ……
作者からの返信
「役割」とか理(ことわり)って、難しいですよね……。
ネパールのクマリについての本を読んだのですが、本当に昔は教育も受けられず、それなのに退任後は小学校高学年へ編入されるそうです。
教育って本当に大事だなと考えさせられました。
この王女は非常に優秀ですが、王位を継ぐのは彼女ではなく出来が悪い王子の方で、これは王女にとってはもちろん王子にとってもつらい話、というのが後々の展開に絡んできます。
コメント失礼いたします。
いつもは笑わないマヤさんが笑いましたね。
人々のために雨が降って笑ったってことですよね。
クマリをやめても、人々の役に立ちたいという気持ちがあるからでしょうか。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
マヤは相反する感情を抱えた人なので、人々のため、というのも決して嘘ではないのです。彼女が心から笑える日まではもう少しかかりそうです。