ある家族の食事のお話し。なのに懐かしく切ない。

 あらすじは、ある家族の食事にまつわるお話し。
 こう書くと、全くつまらなく思われるかもしれない。けれど、このお話しは違う。
 田舎での大家族。そこで、時代の移り変わりと、家族の変化を、食事にからめて綴っています。
 時には淡々と、ある時にはユーモアを交えつつ、でも出しゃばることなく。

 そこには、今は無き家族の形がありました。良いか悪いかは別として、なぜだか懐かしく愛おしく思うのでした。

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