第4話 戸惑い

…鈍い痛みが私を襲う。


辺りを見渡すと、暗い洞窟の中のようだった。


私は脳内で状況を整理した。


頭痛を除けば特に目立った傷は無し。


皆、頭を抱えて蹲っているが、怪我は無いようだった。


ゆっくりと立ち上がり周りを観察していると、足音と共に途轍もない喧騒が近付いてきた。


そんな雑音の中、一つの言葉が鳴り響いた。


「成功だ!成功したぞ!」





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人畜有害 @itukanohito

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