第10話 実話 楽天とダゾーンの悪行
民事裁判。つまりは刑事裁判では無く、逮捕も無く、簡潔に言うなら
戦争のような主張の張り合いの事を指す。
そして戦争よりも長くかかるのが、民事裁判である。
民事裁判は非常に長い時間を要する。10年なんてざらにある。
途中で疲れて、心が折れて、示談になる事も多い。
当然、資金もかかる上に、とにかく時間がかかりすぎる為、裁判になる前に
示談になる事が多いものだ。
うちの親族はある運送業者に対して、民事裁判を起こした。相手が非を認めなかったからである。その裁判は15年かかった。その親族は普通よりは裕福な程度であったが、これ以上は資金が無く、負けて終わるかと思わせていたが、相手が先に折れた。
これにより民事裁判で勝つには勝ったが、数千万程度の支払いで事は終わった。
15年で数千万、そのうち弁護士にも借金していたので、その分を差し引いて
お金の為に起こした訳ではないが、民事裁判とは心の勝負である。
最初は誰しもが、怒りに任せて頑張れる。民事裁判自体を知らない人では、数年もかかることすら知らないだろう。
しかし、現実的に見ても10年前後は覚悟したほうがいい。
民事裁判というのはそういうものであるから、起こすには命を懸けるほどの心構えで
挑まなければ勝ち目は無い。叔父はかなり有利な状況の中でも、15年かかった。
それは相手が折れるだろうと考えたからだろう。個人が会社を訴える場合の多くは、
資金が尽きて終わる。だから個人が会社を訴えるのは難しいが、味方に有力者がいた
ら、逆に相手が直ぐに折れる。裏から手をまわして、示談金もMax取れる。
このような事が多くある為、刑事裁判に持ち込める材料があるなら刑事裁判が一番いい。会社としても社名が掛かる訳で、負けられない為、示談にする。
私は楽天とダゾーンからダブルの詐欺にあった。名前をはっきりと出せるのは
100%私が正しかったからだ。しかし私はその頃、疲れ切っていた。ある程度の文句
は言ったが、どちらも詐欺行為でしか無かった。
ある日、楽天からダゾーンの引き落としが出来ないので、振り込むよう連絡がきた。
私は毎日メールチェックしていたが、ダゾーンからメールが一度も来た事は無かった。楽天もダゾーンもどちらもカスタマーサービスは殆ど役に立たず、
私は楽天に電話して、詳細を聞いた。2年以上ずっと支払われていますと言われ、1500円程度だったので他の引き落としかと思っていたが、支払い続けていたらしい。
そして楽天に聞いた後、ダゾーンに連絡した。私は通常でもスポーツ観戦しないのに入ってる訳がないと確信していたし、それまで一度もダゾーンからメールが来なかった。
通常であれば会員になっていれば、その会社から定期的にメールが来るものだが、一度も見た事も無かった。
ダゾーンのカスタマーサービスは更に酷く、電話での取次は無し、チャットのみの対応しかしていない。私はチャットでまず解約したいと伝えた。
しばらく待った後、私は会員では無いと言ってきた。会員でも無いのに、楽天からは毎月引き落とされている事を伝えると、ダゾーンは内部で8つほどに分かれており、どこのダゾーンか調べてから、また連絡してほしいと言われて、
楽天に再び連絡した。ドコモのダゾーンだと言われ、一応再度確認してもらった。
そして私は再びダゾーンに連絡した。回答は、ドコモのダゾーンにも入っていませんと言われた。この時点で詐欺が成立してしまう訳だった。
楽天にそれを報告し、私が仲介に入っても無駄な時間を使うだけだと、ダゾーンに楽天から連絡してほしいと頼んだが、そういうサービスは一応あるが、絶対に返信はしてこないと言われた。
楽天は入会していると言い、ダゾーンは入会していないと言う。仲介人の立場から考えても、手が付けられないほど雑な対応しかできないから会社が大きくなったのかと思った。
楽天から訴える事もでき、返金もできると言われた。そしてまた違う部署に回されたが、全く持って役に立たず、1,2カ月分しか返金はどのみちされないと言われ、私は言った。キャッチフレーズで、「入金したお金以外使えない」あれを一番前に売りに出しておきながら、全く違う事が、実際に起きたら対応しないのは詐欺でしかない。
楽天の相手にそれを言うと、あの小さな文字の読む人間なんて誰もいないような条項に書いてあります。と言った。「あれをもし、日本人が読んでいるのだとしたら、日本だけでなく世界が破滅するほど稼働しない世界になる事くらいも分からないのか?」と私は言った。問題は大口を開けて、詐欺の売り文句で起こっているトラブルに対して、対応能力が全くなされていない事が問題なのだと、私は言った。「そしてあのキャッチフレーズだと、今後も日本中で起こるのは明白でる事にも気づけないのか」と実に不快な、年寄りを騙すような手法だと私は言った。
お年寄りでは文句を言う処か、意味すら分かっていない人も多数いる。実に穢れた人間が運営しているのだと、私は強く思った。
叔父が経営している一代で築いた日本一の会社とは、大違いだと痛感した。
叔父は一人で会社を興した。私の一族と仲も良く、よく祖父の家に来ていた。曾祖父が成した事から、叔父は多くを学んで、多少の手助けはしたのだと思うが、社員も数名雇うほどになった頃、社員はいつも言っていたと聞かされた。
「社長は誰よりも早く出勤し、一番最後まで残業をしているので帰りづらいと」
外国人労働賃金も、日本人の社員同様の金額で、最初から雇っていた。
警察に行って色々な手続きをしないとと言われた時点で私は断った。
楽天の対応者は、業務連絡でしっかりと確認を何度もするようにという感じにしているのであろう。私が訴えるのを止めると言った言葉にだけは異常な程、何度も聞かれた。ダゾーンのカスタマーサービスに連絡するにはメルアド登録が必要だった為、その件が起きてから、初めてダゾーンから連絡がきだした。
これはダゾーンがミスを認めた事に繋がり、今まで一度も無かった事を逆に認める形になる。楽天の方は、私が神経衰弱していなければ、訴える事は十分に可能だった。
楽天を潰す勢いで、やってやろうと思っていた。東京の叔父は政財界にも強いパイプを持っている。一度飲みに行った時にも、何かあればいつでも良い弁護士を紹介すると言われていたし、我が一族と池田さん(総理大臣)とは長い付き合いで、その名残も残している。
しかし私は元々あったストレスに加え、それが起きてから更に体内の内臓系がやられた。毎日出血し、疲れ切っていた。小腸は機能が停止し、何かを食べれば出血し、緑の便が出ていた。これは小腸が栄養を取ってない事を意味し、何年も出血は止まらなかった。
このような楽天とダゾーンの非道行為を、今の私は許すほど甘くはない。
そしてこのような事をもみ消すから、日本はいつまでたっても成長しない。
私は一族の黒い歴史にも今後触れていくだろう。それは時代の変化を意味する。
親が死ぬというのは、我々の世界では時代の変化だと捉えている。
医療関係の実態 春秋 頼 @rokuro5611
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