第15話あとがき

 いつのころからか、ファンタジーにとりつかれていました。

魔法が日常に生きている世界、龍や一角獣、こびと、巨人、また、得たいのしれない異形の生物たち。

いつか私も、『私だけの幻想世界』を書いてみたいと思っていました。


 以前、母の手術で、はじめて子宮を見、母方の祖母が亡くなって、生まれてはじめて肉親の死というものを体験した時、生きることと死ぬこと、産むことと殺すこと、源初から繰り返されてきた、自然の不思議に改めて感動しました。

そして、私の幻想世界はここから出発してみようと考えたのです。


本書に収めた作品の多くは、このような状況から生まれてきたものです。

まだ未消化で未熟な作品ではありますが、これからもファンタジーを心のなかに創り続けて行きたいと思います。


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復刻カクヨム版 あとがき


 詩集Fantasiaは、私が昔書いた詩を集めて自費出版したものです。

私の青春は、もう遙か昔の話になりましたが、久しぶりに本棚から取り出して読んでみたら、恥ずかしいような、照れくさいような微妙な心持ちがしました。


今の私には、当時のような詩は、もう書けませんが、私にとっては大切な一冊です。


このまま消してしまってもいいかと思っていましたが、カクヨムに登録するというご縁ができたことで、ネット上に残しておけたらと考えました。


 カクヨムに掲載されている多くの作品とは少し毛色が違っているかと思いますが、チラとでもお目にとまることがあれば幸いです。


最後までお読みいただきましてありがとうございました。

レビューや応援、コメントをいただいたことに、感謝申し上げます。

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詩集 Fantasia 仲津麻子 @kukiha

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