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恋愛バトン(大和ナナ=飛羽隼一への作外視点インタビュー)
【今回のバトンのテンプレート】
◆キャラクターバトン【恋愛編】
このバトンは作者が指名された自作品のキャラクターになりきり、質問に答えるバトンです。指定は以下になります。
作品名:
キャラ:
□今好きな人、または恋人はいますか? 教えてください。
□その人のチャームポイント(見た目)はどんなところだと思う?
□では性格はどんなところが好きですか?
□嬉しかったエピソードありますか?本編以外のことでも良いですよ(*´ω`*)
□逆に嫌なところは?
□その人としたいことはありますか?
□ではその人に愛を叫んでください!
□最後に次にバトンを渡したいキャラクターを作品名、作者名と共に指名してください。(※アンカー可、何人でも可)
◆ ◆ ◆
《モデルプラス インタビュー》
――はとりさんからご指名がありましたので、『NAVY★IDOL』より、大和ナナこと飛羽少尉に来て頂きました。少尉、本日はよろしくお願いします。
「こんにちは。世を忍ぶ仮の大和ナナこと飛羽隼一です。……このインタビューは飛羽として喋っていいんでしょうか?」
――そうですね、作品の外でのことなので、「海軍ワンポイント講座」みたいなノリでお話し頂ければと。
「ああ、それは有難いですね。最近はナナとして喋ってばかりいるもので、しまいには自分が誰だか分からなくなりそうで……」
――では早速参りましょう。
□今好きな人、または恋人はいますか? 教えてください。
「なんですか、初っ端から……。色恋の類は何もありませんよ、アイドルは恋愛禁止ですからね」
――大和ナナとしてはそうでも、少尉ご自身は別に恋愛禁止じゃないでしょう?
「いやぁ、私は中学の頃から石部金吉で通ってましたし、兵学校はアイドルと同じく異性交遊厳禁、そして任官してからはすぐ前線に放り込まれて戦いばかりの毎日でしたから……。そもそも当時、海軍士官の結婚適齢期は大尉の二、三年目くらいが相場とされたもので、私のようなヒヨッコ少尉に縁談など十年早いですよ。少尉の薄給では士官の体面も保てないので、軍部の許可もそうそう降りないでしょうしね」
――え、軍人さんの結婚って許可制なんですか。
「ええ、准士官以上は海軍大臣の許可、下士官兵でも所属の鎮守府長官の許可が必要だったんです。士官の縁談ともなれば相手のお嬢さんの身辺調査も厳しく行われますから、現代のように誰とでも自由に結婚できるとはいかないのです」
――大変な時代ですね……。でも、結婚はできなくても、好きな人くらいはいませんでしたか?
「んー、そう言われましても、士官の女性遊びは『玄人さん』限定ですからね……。あ、いや、私はその経験もないんですが。ともかく、『素人』の娘さんに遊びで手を出そうものなら、同期の連中から総スカンを食らってクラス会を除名になってもおかしくなかったんですよ」
――アイドルより厳しい……。じゃあ、現代に来てからはどうですか? 好きな人、いるでしょう?
「えー……。いかんせん、色恋沙汰の経験がないもので、何をもって好きというのか……」
――でも林檎嬢のことは好きでしょ?
「はっ!? なんですか、出し抜けに!」
――すみません(笑) こっちから名前出さないと、インタビューが先に進まないので。どうなんですか?
「……彼女に関しては、色恋とかそういうのではなくて、大事な人というだけですよ。私に一番寄り添ってくれるのが彼女ですからね。しかし、それが好きという感情に当てはまるかというと、また別の話で……」
――命に代えても助ける!って言ってましたよね。それって普通は好きってことじゃないんですか?
「いや……。まあ、この時代の通念として、言葉の定義がそうだというなら、敢えて否定はしませんが」
――では、以降そういう前提で質問を続けさせていただきますね!
「どうも無理やり乗せられている気がするな……」
□その人のチャームポイント(見た目)はどんなところだと思う?
「また難しい質問ですね。別に見た目で彼女を大事にしているわけではないので……」
――敢えて、敢えて。ここがカワイイなーとか。
「どうでしょう。ファンの皆さんの声を聞く限りでは、くしゃっとした笑顔が愛嬌があって素敵だという人が多いみたいですが」
――少尉ご自身の意見としては?
「……そうですね、身体付きでしょうか」
――お、意外とエロい意見が。
「いやいや、そういうことではなくて。彼女はあれで案外、筋肉がちゃんと付いてるんですよ。手足もそうですし、衣装によっては腹筋を目にする機会もあるんですが……多くの劇場公演をこなしているだけあって、しなやかな体幹が出来ているんですね。それでいて線の細さも維持しているのは、たゆまぬトレーニングの賜物でしょう。私などは、あれは立派なシアターの女神の身体だと思いますね」
――なるほど。やっぱり軍人さんは見るところが違いますね。
□では性格はどんなところが好きですか?
「仲間思いなところ、やりたいことの芯がブレないところ、喋るとポンコツなくせに頑張って会話に付いてこようとするところ」
――即答ですね。
「一番いいのは、私に少しも遠慮しないところです。まあ、私のことをナナ本人だと思っているからというのもあるでしょうが、それにしたって、並の女子なら少しくらいは物怖じしそうなものですよ。『今のナナ』の意識が男で軍人だとわかっていながら、あれだけ堂々と『あなたはヘン』って突っ込んでくる……。傍にいるのがそんな彼女だからこそ、私も楽しんで日々を生きられるのかもしれません」
――やっぱり運命だったのかもしれませんね。
□嬉しかったエピソードありますか?本編以外のことでも良いですよ(*´ω`*)
「そうですね、色々ありますが……。そうそう、本編の時間軸より先のことですが、私が本店のシングルセンターを獲った祝いに、彼女が鉄板焼きの店に連れていってくれたことがありました。たまには先輩らしいところを見せたいとか言って。ここ最近、チョコミントアイスにハマってるんですが、デザートにわざわざそれをリクエストしてくれたりしてね」
――それは微笑ましいですね。
「こういう細やかな気配りをしてくれるのが彼女の美点なんですよ」
□逆に嫌なところは?
「難しいな……。このインタビューを当人も見るわけでしょう」
――まあ、そこは気にせず。
「……まあ、強いて言うなら、せめてもう少し料理をね」
――料理がヘタなんですか? 林檎嬢。
「ヘタというか、せめて自分で味見してから私に出してくれたらいいのになと」
――(笑) ちなみに少尉ご自身は料理は?
「……米と味噌汁くらいなら」
――ダメじゃないですか。自分ができないことを相手に求めちゃダメですよ。
「ええ、そう言われると返す言葉もないんですが……。折を見て勉強したいものです。SHOWROOTで彼女と料理配信でもやりますかね」
□その人としたいことはありますか?
「いつかは私の操船する船に乗せてあげたいですね。瀬戸内あたりを一周して、一緒に美味い魚でも頂いて……。あと、これは難しいかもしれませんが、出来ることならいつか飛行機の後ろにも乗せてあげたいものです。今のジェット旅客機には仕事でちょくちょく乗りますが、やはり、昔ながらのレシプロ機で、己の身体に風を感じて飛ぶ感覚というのをね、彼女にも味わわせてあげられたらなと。……いや、これは私が勝手に思ってるだけで、彼女は別にそんなの興味ないかもしれませんが」
――林檎嬢は少尉と一緒なら何でも楽しいんじゃないですか?
「だといいんですが。ああ、あと、厚木基地の日米親善春祭りに一度行ってみたいですね。ナナの実家のすぐ近くなんですが、今年はスケジュールが空けられず……」
――いつか行けるといいですね。
□ではその人に愛を叫んでください!
「あー……えー……いつも世話になっています。その内『ナイト・バタフライ』でも歌いましょう」
□最後に次にバトンを渡したいキャラクターを作品名、作者名と共に指名してください。(※アンカー可、何人でも可)
(省略)
NAVY★IDOL ~海軍士官が現代でアイドルキャプテンを目指すようです~ 板野かも @itano_or_banno
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