第3話 怪物
「ビ、ビべ様 すいません 違います」
「.........おーそうだった、すまんすまん間違えた」
「おい、安心してんじゃねーぞ、ビべ様の前に来い」
僕は言う事を聞いてビべ様の前まで近づいた
バーブバーブバブ
(いつの間にか元の言語に戻るビべ様)
何で急にもとの言語にもどしたんだ、もしかして
さっき言ってた食べるとか何とかってのは嘘じゃないとか...
と思ってたその時、突然女の子が僕の目の前に立って
僕を思いっきり突き飛ばした
ゴロゴロゴロゴロ
僕はものすごい勢いでころがってしまい
床にうつ伏せで倒れこんでしまった
(う、ぐ、い、息がと、止まる)
たしか前にもこんなことがあったような気がする
少し高いところから落ちて息が止まりそうになったことが
あった記憶が......でもこれはそんなもんじゃない
本当に息が止まって死にそうだ
間違いなく死ぬレベルだ
「おい、早く起きろビべ様を待たせるなクソチビ」
僕は髪の毛を掴まれてまたビべ様の前に連れてこられた
「私の牙突を食らって生きているので大丈夫かと思いわれます」
バーブバブバブバブ
「ではお願いします」
ふ———————————
ビべ様が息を吹きかけると僕の周りに煙みたいなものが
纏わりついた
「たくっビべ様を待たせやがって 」
僕の体が煙にグルグル巻きにされ、身動きが取れなくなってしまい
繭のようにされてしまった
「ぼ、僕は、死ぬのか.........」
———— 侍地区 軍将
壱の城 匠
そしてそれは此処匠に突然やってきた
ドカ—————————ン
「何があった」
魏留津様、大変です、またやつが現れました
「はー、またか......ミナカヌシには近づくな」
「魏留津様おそらくあの辺は沼になるかと」
「沼にはあいつがいるから大丈夫だ心配するな」
————沼
「いいか―ミナカヌシに近づいたらあの世行きだぞ」
沼地区管轄 魏留津参謀 ノキア
「後、30分もすればいなくなるそれまで耐えろいいな」
「わ、わかりました!」
.........マクアどうするの
.........どうしようもねえだろあんなのが出るなんて
聞いてねえからな
侍にある物を探しに忍び込んだ忍の国 魔王ビーノ 配下
マクアとノーマ 力はもちろん魏留津には及ばないが
かなりの強さを持った二人である
「やべーな、ミナカヌシなんて何でいるんだよ」
「あれって架空の生物じゃなかったの?」
「それとノキアがいるんじゃちょっとやばいから芝の方から行くぞ」
「そっちのがやばいんじゃないの」
「大丈夫だ、その時はあれになれば大丈夫だって」
「ふーわかったよ、マクアに任せるよ」
ドカ————————ン
ノキア様、沼の半数がミナカヌシによって破壊されました
「仕方ねーな、少し俺が相手をするしかなさそうだな.........
もしかしたら死ぬかもしれんが」
僕が魔王になる? @dbs
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