第2話 婚約なんて破棄です!
「婚約しましょう。」
…何でこんなことに。
~数時間前~
「パーティー?。」
「そうだ、お前と同じ年齢の子が集まるパーティーだから、気楽にやればいい。」
「わかったわ、お父様。」
そして、馬車に乗ったけど、馬車ってお尻が痛い!
もう乗りたくない…
まあ、気を取り直して、パーティー楽しみますか!
うわぁ、デザートおいしそう!パクッ
「おいしい!」
ザワザワ「あの子かわいい(コソコソ)
(なんか騒がしいな)
「失礼。あなたのお名前は。」
(次何食べようかな~。)
「あの、少しいいでしょうか?」
(あ、これおいしそう!)モグモグ
「あの~」
(おいしい!)
「あの!」
「え?私?」
「はい、あなたです。失礼ですが、お名前は?」
「リリア・ウォールドですけど。」
「え?ウォールドってあの公爵家ですか?」
「そうですけど…。」
「僕と婚約しませんか?」
「え?私がですか?」
「はい。」
どうしよう。
「リリア。楽しんでるか。」
「お父様!あの、これどうすれば…。」
「これ?」
「僕のことです。僕が婚約したいといったんです。」
「ほぅ、リリア、どうする?私としては婚約してほしいんじゃが…」
「えー私は婚約したくな…します。」
こわっ、なんか王子から黒い笑みが…。拒否権なしって言われてる気がする…。
「では、きまりですね。」
えー、これからどうなるの!?
断罪なんてごめんです! @TELLER
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