土俵際を生きる。

力士を目指す少女と、少女に連れ添う主人公。彼らは人生という土俵の上で相撲を取る。その取組は、きっと一筋縄ではいかないものだろう。それでも相撲は、倒れないかぎり、土俵の外に出ないかぎり、取り続けることができるのだ。
彼らは力士で、土俵の上にいる。
どうか二人が、理想の横綱になれますように。