ライト・ノベルがなんぼのもんじぁー。これがSFじゃぁー!

狭い病室の中で、淡々と進むお話。

おっぱいの大きな女性や、ネコミミの生えた幼女は出てきません。
そういう点では、カクヨムでは難しいジャンルです。

でも、読んだ人の心にはしっかりと残る作品です。

どこかの探偵が、真実は一つと言ってますように、事実は一つ、そして記録は一つ。でも、記憶は人間の感情が含まれる、一人一人まったく別のもの。

記録は、人の数だけあるんです。

そんな当たり前の事を、ちゃんと思い返せる作品です。
ぜひ、一度読んでみてください。そして、自分の胸に手を当ててみてください。