ある世界の捨て子兄妹

人間コワイ

第1話 にんげんのざんねんなところ

  ごめんね。2人を帝国の人間に渡したくないの。ごめんね。ごめんね…


この日、魔素まそが異常に濃く、常人は5分といられない【魔死ましの森】に、3歳の兄と1歳の妹が捨てられた。




「おはよう!兄ちゃ」

「おはよう、レイ。ご飯できたよ」

「うん!」


ここは魔死の森の中にある、森の出口から5キロほど離れた場所。ここは少しだけ開けていて、家のようなものが岩で作られていた。そこには、10歳ほどの兄妹が住んでいる。兄の名はレトスナー(レト)、妹の名はレイスナー(レイ)。そう、あの時の兄妹である。


「ねえ兄ちゃ。今日は何するの?」

「今日は食料調達しながらチカラの練習かな。あ、その前に野菜の世話しないと。」

「ご馳走様!兄ちゃ。先行ってるね〜」

「はいはい。僕も洗い物したら行くよ」



幸せな彼らの日常。しかし彼らは知らなかった。彼らの言うとは、魔術のことであり、魔術が使えるのは100万人に1人の逸材だと言うことに。そして彼らのことが俗世に知られたとき、しあわせがなくなるかもしれないことも………







どうもです。作者です。僕には弟がいるのですが、弟がうざいです。最近は色々あって、僕の精神がやばいと言うことがわかりました。(分かった理由は小説の登場人物の心情が僕とだいぶ違っていたからです)それを自覚した瞬間から、人間と外が怖くなって、ただいま引きこもってます。優しい兄が欲しい。なんでもできて僕が何もしなくても養ってくれて、すっごく仲がいい兄が欲しい〜〜〜〜〜〜〜!!!!

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