ボク、ワタシ、俺、あるいは。読者はこの世界を見ている「誰か」の目を通して、この歴史を見ているのかもしれない。どこか俯瞰的に見える世界の中を覗き込むというのは秀逸で、その歴史を垣間見ているようにも…続きを読む
ある世界の、ある大陸の歴史を複数の行視点から描いた異世界ファンタジー作品。 物語は一人称で描かれるのですが、視点である主人公が透明な印象です。そのため没入感を持って読む、というよりは少し俯瞰し…続きを読む
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