可哀想な怪物さん。いや、マジで

メッチャ笑った。好き。
「逃避」がテーマと聞いて、こんなお話なんて思わなかったけど、バッチリ「逃避」に関するお話で、シリアスでもありました。
なのに、すっごく可笑しいのが凄い…。

まず、怪物の語りが絶妙なんです。
合間合間に挟むちょっとした言葉も好き。「下に見るな」とか…。

そして、キャラの設定を存分に活かした展開なのも、ヤバイ。
この怪物さんが「逃避」について語れば、こうなるのは自然だし、タイトルの「赤ずきん」と「ナイチンゲール」についても納得。

バッチバチに詰まってるモノがある作品なのに、どこか軽快ですっごく面白かったです。