僕の世界に僕はいらない。〜引きこもりなりの哲学〜

第18話 芸術ってなんだろう？

『芸術ってなんだろう？』

最近、近代芸術の値段がうなぎのように上がってますね。

ここで、僕が思うのは、何がそんなにいいのか理解できないってことです。

別に批判するつもりもないですし、もしかしたら、僕の方が悪いのかなって思う縁もあります。

でもですね、芸術ってどうしてもわからないんです。

芸術品や芸術作品の値段って、何で決まるのかなって。

オークションで高値落札されたから？

独創的だから？

あまり納得できないです。

そもそも論なのですが、値段はお金のことです。

お金は、みんなが同じような価値観を持った時の数値のこと。

いわば、一般的な価値観の指標のことです。

金額が高いほど、それには一般的に価値があると言うことの証明になります。

近代芸術という分野を見ていて思うのは、『一般的』に見て価値があるのかどうか、僕の頭に？が浮かぶことです。

これがすごいと思うのはあくまで個人の価値観なので、大きく批判はできません。

人それぞれと言ったらそこでおしまいです。

理解できない僕が悪いのでしょうか？

理解できない人間を排除すればいいのでしょうか？

って、思ってました。

最近は、近代芸術に関して、こんなこと思ってます。

『自分がいいと思うものに、大きな価値をつけたいという欲求』なのかなって。

感覚的には、応援している球団が優勝してほしいとか、推しにもっと活躍してほしい感覚に似てるのかなって。

それなら理解できる。

でも、ひねくれた僕です。

こうも同時に思ってしまいます。

『それは自分の価値に高額な価値をつけたいだけで、作品を利用して、自分の価値観をひけらかして、自分の価値を上げたいだけなのかな』って。

これは行き過ぎた考えかもしれないですね。

芸術だからって、法律が機能してない場合もありますからね。

落書きは器物破損ですからね。

器物破損は、そのものの価値を下げるからいけないらしいです。

ペットもこれに含まれるのは少し納得できないですが。

芸術品になったら価値が上がるから公共の場所だったり、人の所有物に書くのはOKなのかなって僕なんかは思ってしまいます。

普通に犯罪じゃねって。

一般的な価値観ってなんなんでしょうね。

人一人一人違うのなんかわかっているからこそ、それを評価するためにお金という価値観を作ったのに、、、

法を犯すのは許せないですけど、その方も、一般的な倫理観から生まれるものなので、なんとも言えないです。

一般的ってなんだ？

一般的っていうことは、それに賛同する人が多いということだから・・・

結局、数が正義な世界ですね

【芸術ってなんだろう？】