美しいほどに残酷な現実感と少女達の夢

ひとりひとりのヒロイン達にそれぞれ共感できるポイントがあって、全員好きになるし応援したくなる。
そして、そのヒロイン達に似ている自分の友人達に対する接し方について考えさせられる。

ひとつのルートを読み終えても全体を完全に見ること・理解することはできず、他キャラ視点で語られる他のルートで裏事情や話の繋がり等を得ることができる面白構造。
全てのルートを読み終えた時、ようやくこの物語は完成するのだと思われる。

筆者にしか描けない現実と夢が詰まってる。