第一章を読みました。
まず目を引くのは、行間に余白がほぼ無いこのスタイル!
電車スマホで隣人に読まれない(にくい)という作者の心遣い……では無いでしょう。
割と短めの文章でマシンガンの様に綴られるこのスタイルは、グイグイ読み手を引き込む効果があるのです。
とは言え、それだけで読者を引き込めるわけではありません。
しかし最初の第一話を読めば作者の手法が冴える事に気が付くでしょう。
平凡、普通の主人公が、怒涛の展開に巻き込まれていく――その内容が、このスタイルと実にマッチし相乗効果を生んでいるのです。
それが次話以降も続くのだから、あっという間に読み進めてしまう。まさにrapipiマジック!
ストーリーがどう進むかも気になりますが、どういうストーリーを作者が盛り込んでくるか、読者を飽きさせない為のその手法も気になる作品です!