第34話 無限とは零に近い力だ

さて、現世に戻ってきたわけだが、酷いな。


いたる所から炎が上がっている。


「とっとと奴を見つけ出しサクッと殺すか」





簡潔に言うと奴は居た。


「なんだと?」


死んでいたが。


死体の上には黒色の翼が背中に生えた少年が座っていた。


「待っていたよ?神の使徒クン」


「お前は?」


「僕は邪神さ」


邪神だと?封印されたはずじゃ?


「ふふっ、君は人間の中で一番強いね?けど1つ忠告だよ?君の持つ力は零に等しいのだよ」


零だと?無限と言う数字は零と同等だと言うのか?


「君の無限は簡単に言うとね、力を持てば∞…ループすることになって力が上がり続けるんだよ。ただ、力を持たなければ∞は成り立たない。零なんだ」


なるほど、一理ある。


「それがどうした?」


「君じゃ僕に勝てないよ」


邪神は笑いながら言う。


「なら見せてみろよ。邪神サマ?」


俺は煽る口調で言った。


「死んでも知らないよ?」


邪神から魔力が溢れ出た。

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絶対に勝てないスキルを持っているが、使い方を変えれば絶対に負けなくなったんだが? サーモンエビマヨピーマン寿司 @ttttttttyyyyyyiiiii

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