進化論においては、「自分たちの都合の良いように進化する」というのは考えにくいものですが、それにしては奇妙な外見や特徴を持った生物がこの世にはたくさん存在しますよね。
もしかしたら、我々人類は文明やテクノロジーを発達させてきたかわりに、もっと原始的で本能的な、大切な何かを失ってきたのかもしれません。
我々の知らないところで「彼ら(彼女ら)」は、その我々が手放してしまった能力を駆使し、着々と準備を進めているのかも……。
あなたは、知らないままで大丈夫ですか? その口にしているもの、本当に安全ですか?
この作者様の持ち味の一つである「冷静で軽妙な心のツッコミ」も、随所に光っています。