ユウカイじけん

なんて思ってる時に近づく足音。


A「あちゃー友達と一緒か、しかも、どっちも男だ。」


B「まあ大丈夫だろう。どうせ子どもだから。」


C「じゃあ、やりますか?」


「レッツゴー」


そして、一瞬の間にイケ君も告君もやっつけられてしまう。


そして、女の子は誘拐された。


一瞬の出来事だけど目撃者が1人いた。


イケ君の兄であり、女の子の父親の会社で働く新人、そして、ABCの後輩。


「やっぱりこうなるか。」

笑いながら言った。


電話の音がする。


「はい、もしもし、」


「兄ちゃん女の子守れなかった、誘拐されちまった。」


「ああ見てたから知ってる。」


「はあ、どういう事。」


「いやもともとダメ元だったんでね。」


「だってそうじゃん、大人相手に、3人相手に高校生じゃ負けるだろ。」


「じゃあ、どうすんのさ。こうなると思ってたんならなんかあるでしょ。」


「まあな、まあ取り敢えず合流しようか。」


合流しました。


「取り敢えず警察に電話してと。」


「後、会社に電話してお前らも学校に電話しろよ今日は休むんだ。」


「では、行こう。」


「ちょっと待てどこに行くんだよ。」


「助けに決まってんだろ。」


「場所がわかるの?」


「分かるけど。」


次は、場所を移動する。


「何で場所が分かるのかは省くけど、女の子はここにいるよ。」


告君が言った。

「そうみたいですね。」


「はじめましてイケ君の兄です。いつも弟がお世話になってます。よろしくお願いします。」


「こちらこそいつも良くしてもらってます。」


「いやまだ友達になって一日目なんだけど。」


「そして、今、話す事じゃなくない?」


「そんな事ないぞ、イケメン。」


「仲良くなるにはまず礼儀が無くてはダメだ。」


「それに、どこかであった気がするんだよな。」


「え、そうなんですか?、覚えてないです。」


告君は頭がいいと思ってる人に言われて自分が忘れてると思った。


「だから、今はそんなことどうでも良くて、誘拐されてるから早く助けに行かないと。」


「来る途中に話したろ、心配しなくていいんだって。それに、すぐに助けたら意味がない。」


「だから落ち着け。」


一方女の子とABCは、話しをしていた。


ABCは顔を隠してない。


女の子は縛られたりはしていない。


「あの、どうしてこんな事するんですかABCさん達?」


実は、顔見知りだった。


「心配しないでね、悪い事はしないからね。」


「あの、誘拐する事が悪いことなんですけど。」


「それは、そうだね。」笑


「でも、これからの話、今日一日だけ、一緒にいて欲しい。」


「君の父親が、いや、社長に用があるんだ。」


「もう、電話もしてるんだ、娘を預かった、3千万用意して持ってこいてね。」


「お金が目的なの?」


「それは、ついでだよ。」


話をする、聞いてもらう?が目的。


そして舞台と役者が揃いました。

父親と、警察と、兄と、同級生達、ABC、女の子。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

一途 とい @toie

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る