あれこれ

「そうだね、たしかに頭はいいかもしれない」


「話変わるけど、女の子は大丈夫だった?」


「ああ、大丈夫だったけど、これからイケ君は頑張れって感じだね。」


「えっ、どう言う事。」


「諦めてないから、アタックされると思うよ。」


「そうなんだ。」何か考えてるイケ君


そしてようやく家に到着7時ごろ。


「それでどうしよう、なんて言えば良いかな。」


「そのまま言えば良くない。」


「いきなりだよ、誘拐されるかもしれないから一緒に登校しようなんて言ったら何で?てなるでしょ。」


「そしてその理由が兄が言ったからて言う理由でいつ誘拐されるのかもわからないんだからすごい疑われると思う。」


「そんな事ないと思うけど。僕に話したみたいに言えば良くないかなー。」


「いやふつうは信じないよ。告君、おかしいと思う。」


「じゃあ、信じないよ。本当じゃなかったの?」


「いや本当だよ。」


「どっちだよー。」


「じゃあ、なんて言うの?」


「そうだなぁこれなんかどう」


ピンポーンと鳴らした。


ドアが開いて女の子が出てきた。

もう服は制服に着替えていた。


告君「あ、久しぶり?お、おはよう御座います。」


女の子「おはようございます。」


イケ君「堅いなあ、おはよう。」


女の子「おはよう」と言ってほほ笑む。


めちゃめちゃかわいい。


女の子「どうしたの2人揃って。」


告君「よかったら一緒に学校いかない?」


女の子「いいよ。ちょっと待っててね。」


戻っていく。


イケ君「よかった。あれこれ言うより、一緒に行きたいみたいに言うのが1番かな。」


「そうかな、めっちゃ緊張したよ。」


そして戻ってきて一緒に3人で学校に向かった。



女の子は考えていた。


やった。イケ君と一緒に登校してるもしかしてイケ君も私のこと気になってるのかな。


「あれ、そういえば、2人は中良かったの?」


「?どう言う事?」


「昨日言い合いしてたから、てっきり悪いと思った。」


イケ君「ああ、昨日はそう言えば、そんな事もあったかな。」


「でも、今は、友達だよ。」なんかあったけど俺はそう思ってるぞだからいろいろ話してるからな。


「な、告君。」


「そうだね。」好きな女の子と一緒に登校なんて夢みたいだな、それで緊張してるのに、その理由が誘拐されるかもしれないなんて会話に集中できないよ。


「そうなんだ。」少しでも会話を続けたいのに終わっちゃう。どうしよう。

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