昔は
イケメン君は誘拐されるかもしれない事を話した。
告くん「え、それって本当なの!」
イケくん「本当なんだ。」
「信じる根拠が告白くんには無いとは思うけど、兄、が言う事はいつも起こる事になる。」
告くん「そうなの? 何か、あったの。」
イケくん「・・・ 移動しながら話そう」
と言われて、僕らは 好きな女の子 の家に向かった。
歩き出して5分後
イケくん「兄と俺昔仲が良くなくて、とは言っても兄が一方的に俺を虐めてたんだ。それでそんな怖い兄が嫌いだった。」
何をするにも俺より優秀な兄、何をしても兄より劣っている自分。
出来る事なら兄みたいになりたかった。
兄「なんで、これが出来ないの」
兄の口癖
そんなある時兄がおかしくなった。
部屋に閉じこもって睡眠さえとらずにご飯もあまり食べなくなった。
そして、一年たって兄が12歳の頃これから起きる事を言い当て始めた。
例えば明日の天気から始まり、街ですれ違う人が荷物を落とすこととか、宝くじを毎回3等を当てるようになったとか。
兄「なあ、なんで宝くじってお金を配ってるの?」
とか言い出して。
さらには、家族が病気になってる事を言い当て命を守ったり、自分が何をしたいか言って実現したり。
「告くんは超能力とか信じる」
「えっ、前はね信じてたよ」
「俺もそう言う時期があったから」
「でもあったらいいなあって今も思ってるかな」
「兄に聞いたらさあ、俺のは超能力じゃなくてラプラスみたいなのだよ、いろんな可能性を計算して、起こりえる事を予測してる」
告くん「そうなの!めっちゃ頭いいじゃん」
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