「でも」を飲み込んで、そして自分を頼ってくれる人頼れる人がいることに気付いたのは、大きな成長だなあと思います。服部少年、ちゃんとできてるよ。理想高すぎよ!っておばちゃん心配になっちゃうわ。
遥南ちゃんとも歩み寄れて良かったですね。芽衣ちゃんともまた話ができる日がくればいいけどこちらはどうかなあ。微妙な問題ですしね。
それにしても娘の友達にケチつけたらいかんよね。まだ登場していない服部父母、今からドキドキしちゃう……。
作者からの返信
tomoさん、3章読了ありがとうございます!
樹神先生がよく「頼りにしてるよ」と言っているのは、「頼っていいよ」の裏返しでもあるんですよね。
どこまで自分で頑張って、どこから人に頼るのか、それを適切に判断するのは大人でも難しかったりしますね。
仰る通り、遥南ちゃんとは和解できましたが、芽衣ちゃんとはお互い気まずいと思います。
女子二人の絆が強固なものになったこともあり、ひとまず彼女自身の問題は良い方へ向かっていくかなと。
服部家の両親はなかなかキツいですよね。
現在時制で彼らが登場することはないのですが、4章は服部少年自身の過去に絡んだエピソードになります。
引き続きお楽しみいただければ嬉しいです(*´ー`*)
>「芽衣、お兄ちゃんに迷惑かけたって気にしとったよ」
「いや、迷惑なんて全然思っとらんけど」
それを本人に伝えたげてよおおお……
> 正直、誰かと深く関わるのが怖い。また下手なことをして、傷付けてしまうのが怖い。
芽衣さんだって、もう僕と関わるのは嫌だろう。
わかる。すごくわかる。相手の記憶(恋心)を読んでしまう体験をしてしまったらそう思いたくなるのはわかるけども……。
酸っぱさだいぶ多めの甘酸っぱいラストですね。服部少年も精神的に成長過程だから仕方ないか……。でも、芽依さんは服部くんに傷付けられたとは思ってないと思うよ。
勝手な一読者の想像としては、芽依さんへの服部くんのフォローで終わるのかなと思ったんですが、服部もウジウジしてしまいましたね。ああでも、これまでのキャラ造形からしたらその方がリアルかも。
なんっていうか、自分が忘れかけてた思春期みを感じました笑
相手を思いやろうと思うばかりに、距離をとってしまう、あの感じ……。大人になると、そんなに仲の良い関係じゃなくても、「一応、凹んでるしフォローしておくか」って思って声かけちゃうものなんですけどね。
そっかぁ、リアルだなぁ、このもどかしさ。そうだったなぁ、自分も。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
深く読み込んでいただけて嬉しいです(*´Д`*)
だいぶ酸っぱいラストになりましたね。
この章は、初めて服部少年が能動的に力を使って失敗してしまう話でした。能力のせいというより、彼自身の判断が甘かったせいで。
>大人になると、そんなに仲の良い関係じゃなくても
そうなんですよね。自分の立ち位置とか周りの空気とかを上手く掴める大人であれば、フォローするという選択肢も出てくるんですよね。
リアルと言っていただけて嬉しいです!
この一件でうじうじループに入ってしまいましたが、妹のおかげで少し自分の立ち位置を見直せたかなとも思います。
次の最終章で、彼はどう自分を乗り越えるでしょうか? ぜひお楽しみに〜(*⁰▿⁰*)
服部少年が大きく成長した回でしたね。
頼ってくれる人がいるし、自分も他の人に頼ってもいいんだ、と気がついたことで、服部少年の閉じていた世界が少し開きつつあると感じました。
芽衣さんの内側に渦巻いていた黒い感情や、『マトモ』に見える遥南さんも息苦しさと戦っている。そんな描写がとてもリアルで、本当にすごいなと感動しています!!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
試練でもありましたが、その分成長のきっかけになりましたね。
依存ということではなく、お互いに頼り合える間柄こそが信頼関係なんですよね。大人もみんな関わり合って生きているということが、少しずつ分かってきたと思います。
どんな人でも、それぞれに生きづらさはあるでしょうね。
リアルと言っていただけて嬉しいです(*⁰▿⁰*)
非現実の出来事を題材にしていますが、感情のリアリティを大事にしたいなと思います!
毎話キャラたちの心の有り様に突き刺されながら読んでおります。
ここまで読むうちにも、服部少年に対して「出来ないところばかり見なくて良いんだよ~出来たところにも目を向けて自分を褒めてあげて~((T_T))」みたいなことを思ってました。と思いつつ、相手の言葉を「でも、でも」って否定しちゃう気持ちも理解できます。
そして、私の身近にもそういう人がいるので、なんだか重なっちゃいました。芋づる式に、そういう人を相手にしたときの「どうやって接するのが一番良いんだろう?」っていう自分の迷いも呼び起こされました^^;
結局は周りが本人を変えてやろうとあれこれするより、服部少年みたいにふとした時に本人自身が何かに気づいて、ストンと考え方がシフトするような、そんな瞬間を待つしかないんでしょうね。
その瞬間っていつ来るかわからないし、そもそも来ないかもしれないので、服部少年のことを信じて見守る樹神先生はすごいなぁと思います。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
服部少年にとって試練の章でしたね。
彼は親から否定されて育ったせいで、自己肯定感がすごく低いんですよね。そのせいで駄目なところばかりが気になってしまう。
仰る通り、周りがあれこれ言って本人の考え方を根本的に変えるのは難しいですね。
今回の場合は、妹の存在がキーだったように思います。強く見える彼女も、悩むし迷う。みんなそれぞれに問題がありますね。
樹神先生は、ちょっと変わったところもありますが、根気強いし常に前向きです。子供が大人になっていく時に、見守ってくれる大人の存在は心強いですね。
こんにちは、お邪魔します!結局カクコン中は全然お邪魔できなかったし今思えば評価いれてないのでは!?と今青ざめたんですが、こちらの1作目は参加されてなかったんですね^^; お祭りも終わりましたし、またのんびりじっくり拝見させてください。こちらのシリーズは急いで読みたくない(もったいないから)!
今章も素敵でした〜!!ああん、助手がピンチになってるのを見て静かに怒る先生すきいいいい(一番言いたかったところ)!!!!いや真面目に乗っ取られるとかこわすぎなので(今まで演出が怖くても霊の正体はそこまで怖くはないというパターンだったので、今回ガチの悪霊が出てきてビビってますw)、駆けつけるの間に合ってよかった〜><遥南ちゃん、ナイス判断です。百花さんもいてくれるとホッとしますね…そしてやはり女の子の相手は姐さんに限る…!笑
ああしかし、芽衣ちゃんの気持ちは悩ましいというかリアルですね。この頃の子はほとんどが学校生活に支配されてますから、異端であることは本当に耐え難い状況でしょうし、友達や気になる人が素敵だとますます自分の影が濃くなって……と悪循環で。私もわりと劣等感の塊みたいなところあるのでよくわかります。心配されたいがために軽い嘘を吐き続けるとか…。そこを霊に目をつけられてしまったのはなんとも運が悪い(T ^ T)彼女の心を感じてしまった服部くんの気まずさも、ああああ…噛み合わない!泣 お互いを大事に思っての行動ばかりすれ違ってしまうのはなんでなんでしょうねえ……。
元気いっぱいの遥南ちゃんもやっぱり悩みを抱えていて。みんながみんな光と闇を抱えて生きているんだなというのがひしひし伝わってきます。ここをどんな形で処理して乗り越えていくかが大人としてのスタートだと思うので、若者たちには各人がんばってほしいな……。
先生と渡り合う(というか相性が悪い)やべえ霊は逃げおおせましたね。次章で対決かしら……シーズン1のラスト、ものすっごく楽しみです!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
カクヨムコンお疲れ様でした! 期間中はバタバタして何だかずっと落ち着かない感じだったのに、いざ終わると寂しいですね。
服部少年にとって試練の第3章、読了ありがとうございます!
先生、普段は気障キャラが空回りしてるんですが、だいたい冷静で温厚なんですよね。今回は珍しく怒っています。助手に対しても。こうして見るとまともな大人ですね。
女子2人への対応も、やはり頼れる大人の百花さんの存在が大きいです。
芽衣ちゃんとのことは、お互いにとって傷になってしまいましたね……
集団の中でうまく行動できない、親から抑圧されている……などのことがあると、自己肯定力が潰えてしまいますね。
軽い虚言癖みたいなのも、よくないことだと本当は分かってるはずなのに、つい嘘を重ねて自分の首を絞めてしまうという。
闇が深まる一方でしたが、まだここからやり直せるはずです。
遥南ちゃんは遥南ちゃんで、彼女なりの生きづらさがありました。
>みんながみんな光と闇を抱えて生きている
一番お伝えしたかったところ、汲み取っていただけて良かったです!
ほんと、自分の闇とどう付き合っていくのかが重要ですよね。服部少年も。
やべえ霊との対峙は最終章に持ち越しです。
またぶんさんのペースでお読みいただけたら嬉しいです(*⁰▿⁰*)
この章も面白かったです!この章は、死者ではなく生者の思いが渦巻いていましたね。
一見仲が良くても、心の中では嫉妬している。思春期の女の子にありがちな葛藤がとてもリアルに書かれていて、なんとなく高校生の頃を思い出しました(笑)今は私も大人になりましたが、この頃は自分の周辺だけが世界でしたもんね…そう思うと芽衣さんはとても辛かっただろうなぁと。
芽衣さんだけでなく、服部少年も、遥南さんもそれぞれ複雑なものを抱えていますが、誰かに頼る勇気を持てた章締めがとても良かったです!
次章はラスボス対決ですかね!楽しみです✨
作者からの返信
コメントありがとうございます!
仰る通り、まさに今を生きる少年少女たちの章になりました。
芽衣ちゃんは母親との関係もあり、ずっと生きづらさを抱えながら生きていて、遥南ちゃんへの嫉妬心にも自ら苦しんでいた……
服部少年は地雷を踏んだみたいになってしまいましたが、どうしようもなかった彼女の状況を変える手助けはできたんじゃないかなと思います。
子供のうちに上手く甘えられるようになっておかないと、大人になっても誰にも頼れないようになってしまうかもしれませんね。
お互いに背を預け合って生きればいいんだと、服部少年もだんだん分かってきたでしょうか。
次章はいよいよ黒幕へと迫ります。お楽しみに!
兄妹が少しずつ、距離を縮めていくのを見るのはやはり嬉しいですねぇ。
喫茶店でのひと時。
きっとこのお店なら鉄板ナポリタンがありそう。
二人で食べてくれたらいいのになぁ。
うっかり麵を焦がして、ぱりぱりなやつを噛みしめて欲しい。
誰もが一人ではあるけれども、一人きりではない。
そんな事を思いながら読み終えさせていただきました。
またお邪魔させて頂きますね!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
服部少年もある意味では芽衣と同じように遥南を羨む気持ちがあったんですが、遥南は遥南で家庭や学校での生きづらさがありました。
何もかも一人で抱え込んで強くいられる人なんて、ほとんどいません。それを理解できただけでも大前進ですね。兄妹仲も。
たぶんありますね、鉄板ナポリタン!
昔からあるので疑問にも思わずに生きてきましたが、一応スパゲティに類するものを鉄板で焼いてる料理なんですよね、あれ……笑
次章が大詰めです。ラストまでお楽しみいただければ幸いです(●´ω`●)
朔くん、一回り大きくなれましたね!
今回のエピソードは、
「誰かを助けたいって気持ちだけは、得ようとして得られるもんじゃない」
というセリフに痺れました。
多くの人が利己的に生きる世の中だけど、純粋に、誰かのことを思う人が増えたらいいなぁ……なんて思いますね。
頑張れ少年! 応援せずにはいられない、素晴らしい主人公です!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
服部少年にとっては手痛い経験となってしまいましたが、「助けたい」と思った気持ちは間違いなく正しいことだったはずなんですよね。
やり方とか実力とかは後からでも身に付けられるので、まっすぐな気持ちを忘れずに前へ進んで欲しいですね。
応援せずにはいられないと言っていただけて嬉しいです!
編集済
感情の機微というか、心の動きというか、そういうものの表現力が凄い。
パ……参考にさせてもらいたいくらい。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
うわー嬉しいです! 心理描写がすごく好きなんですよー。
何かしらの参考になれば幸いです!
溶けて混じりあっていくコーヒーフロートが象徴的です。
活発な陽菜ちゃんと慎重な芽衣ちゃん。強いと思っていた遥南ちゃんと、マイナス思考の服部少年。正反対のようで、実はそれほど違わない。みんな悩みや弱さを抱えている。
学生の世界は狭いですから、身の回りにいる大人たちが全てになってしまいがちですが、先生や百花さんの存在は多くの人を救ってますね。
服部くん、何を食べたのかな。大切なことに気づけたし、兄妹の関係も近付いた。心も晴れて、きっと美味しく食べられたことでしょう!
作者からの返信
コメントありがとうございます!
コーヒーフロートのところ、自分で密かに気に入っている描写だったので、嬉しいです(*´◒`*)
他の誰かが優れて見えることも多いですが、自分の弱いところをきちんと把握することがまず大切ですね。
上手く周りに助けを求めて、頼り合うことができれば、怖いものなんてなくなるはずです。
先生や百花さんが、良いお手本になっているといいなと思います。
服部少年も、これから成長していけるといいですね!
遥南ちゃんは遥南ちゃんで、色々ありますよね。
きっとお兄ちゃんの存在が心のオアシスになってくれますね♡
芽衣さんのことが気になります。確かに知られたくないことを服部君に知られてしまったけど…それを理由にもう会わない、というのは寂しいですよね。
彼女をそそのかした何者かの件を解決できたら、また会える時が来るんでしょうか。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
服部少年は自分から口を開くことは少ないんですが、その分相手の話をちゃんと聴くので、遥南ちゃんも話しやすいと思います(*´꒳`*)
芽衣ちゃん、ちょっと厳しいことになってしまいましたが、今後また顔を合わせる機会があるといいですよね。
前のエピソードのラストで、先生の夕飯のお誘いをどう断ろうか悩んでいた服部少年。
でも、今回のラストでは、美味しいものを受け入れる気持ちになってますね。
そういえば子供のころは大人におごってもらうとか嫌だったんですけど、いつからでしょうね。おごってくれるとか言われると、大喜びでついていくようになったのは。
これが少年から大人になるということなのでしょうか。なんか、あまりいいことになっている感じのコメントに仕上がっていないことで苦笑いしてます。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
「奢ってもらう=お世話されている」という印象が強いと、遠慮したくなってしまうのかもしれません。
先生、ずっと「頼りにしてる」「夕飯は対価だ」って言ってたんですけどね。
服部少年はやっと、みんな頼り合って生きていることが腑に落ちたんでしょうね。
私も今なら喜んで奢られます笑
上手に奢られるのも大事です、たぶん(?)
遥南ちゃんとももう一度つながりが持ててよかったです~(*´▽`*)
服部少年は真面目なので、きっと大人に言われたことは守らないと、自分も立派な大人にならないと、って思ってそうですよね(><)
でも、大人になったってすぐにちゃんとできるわけじゃないですし、大丈夫だよ、と先生や百花さんが示してくれたら嬉しいな、なんて思ってしまいました(*´▽`*)
作者からの返信
コメントありがとうございます!
遥南ちゃんの何よりもの強みは、この行動力ですね!
自分が大人になってみて驚くのは、精神的には子供の頃とさほど変わってないことですね……笑
大人であっても、誰かに頼ったり助けられたりしないと上手く前に進めないので、そういう姿も先生たちから学んでいけたらいいなと思います(●´ω`●)
こんばんは。
そこ、に居られない。自分なんか、迷惑にしかならない。
あれ、も。これ、も。自分は人より劣った特徴を、持ち合わせてしまってる。
遥南ちゃんの言葉が、服部少年を映す鏡のようです。そして彼はそうと気付き、その先へ進む道を自分の心の中に見つけた。
もしかしたら、またいざとなったら。そうは言ってもやっぱり自分なんか、となってしまうかも。
でも一つでも足跡を刻んでおけば、初めてよりも戻ってくるのがきっと簡単ですね。
自分の力で乗り越えた。大きなマイルストーン。三章はそういうお話かなと感じました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
服部少年と遥南ちゃん、真逆のタイプのように見えて、抱いていた悩みの性質は近いものでした。
実はこれを書いている時、また服部少年がいつもの負の思考ループに入っていって「またかよ!」ってなったんですが笑、どうにか一条の光を見出せました。
ちょっと私自身がぐるぐるしてましたね笑
>一つでも足跡を刻んでおけば、初めてよりも戻ってくるのがきっと簡単
ほんと、まさに! 素敵な表現です(о´∀`о)
第3章は試練の回でしたが、どうにか乗り越えて少し成長できました!
編集済
遥南も悩みを抱えていたのですね。そして支えになってくれたのが芽依ちゃんだった。
視えるものは違っていても、信じあって味方になることはできるのですよね。
親に口出しされても流されずに、友達であり続けたこの子は偉いです。
視えた方が分かることは多いですけど、遥南は遥南で、この友情を大切にしていってほしいです。
服部少年や遥南ちゃんもいずれは大人になりますけど、樹神先生や百花さんのような、他人を理解し支えられる大人になれますように。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
しっかり者に見えた遥南ちゃんですが、実は周りから少し浮きやすいタイプでした。
芽衣ちゃんと一緒にいることで、上手くバランス取れてたんですね。
親に反発して思い切って行動し、兄の力を借りて友達を助けたことは、今後彼女の中で大きな意味を持つはずです。
相手を完全に理解できなくても、相手のために動くことはできる。
少年少女にとって手本になれるような大人が、身近にいるといいなと思います(*´-`)
ああ、何か心に響く回でした……! 出待ちしてよかった。
>強いだけの人なんて、この世に一人も存在しない。当たり前のことなのに簡単に忘れて、すぐ羨んだり妬んだりしてしまう。
そうですよね。人それぞれ何かしら弱いところがあって、その弱いところのせいで、人を羨んだりしてしまう。逆に自分の強いところは「当たり前」だから目に留まらなくて。
>急に開けてきた視界に、解放感より不安が勝る。新たに選び取った道の先で見知らぬ景色に囲まれたら、きっと放り出された迷子みたいになるに違いない。
ここもすごく共感しました。僕の場合、服部少年より少し遅く、新卒で勤めた会社を辞めてフリーライターとして働きだした時にこの気持ちになったのですが、自由って案外不安ですよね。「どの道を選んでもいい」は、裏を返すと「どれをとっても自分の責任」って意味で。自由ってある意味「レスポンスがいい」状態ですが、同時にレスポンシビリティ(責任)も背負うっていう(なんか意識高い系みたいになったな)。
色々ごちゃ混ぜになってしまいましたが、常識からずれてしまってる不安定感、それも肯定した上でのさらなる不安、でもその先に希望を感じられるいい回でした。
長くなりました……。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
出待ち!笑 嬉しいです!
うおおお……たくさん共感いただけて、感激しています(*´Д`*)
自分にないものを持っている人は、恵まれているように見えたりしますよね。
芽衣ちゃんは遥南ちゃんに嫉妬していましたが、遥南ちゃんは芽衣ちゃんのおっとりした部分を「自分にないもの」として大事に思っていた。
誰しもみんなそうなのかもしれません。
急に開けてきた〜のくだり、自分でも気に入っている箇所なので、触れてくださって嬉しいです!
レスポンスとレスポンシビリティ。自由と責任ってワンセットで、何をするにも責任が上手く取れる自信がないと、不安になってしまいますよね。
この回で描きたかったことを丁寧に拾っていただけて、大変ホッとしました!ありがとうございます!!
成長回でしたね。年頃の子らの心の機微が丁寧に描かれていて良かったです。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
服部少年にとっても、女子たちにとっても、大きな成長の種が見えるエピソードでしたね。
最終章では更に彼が乗り越えるべきものが立ちはだかります。ぜひ見届けてください!