まるであやかし達が人間のように相談し、悩んでいるのが印象的でした。そして最後に出てきた少女が非常に気になりました。和風ファンタジーっていいなあと思いました。続きが楽しみな作品です。
BL作品中心で、時折GL作品も書きます。 楽しんで書いていきたいと思います。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(260文字)
「川の主が死んだ。」という冒頭の一文、シンプルですが、「おっ」と思って次を読みたくなります。書き出しとしてとても素晴らしいと思いました。川の主である蛙が亡くなり、邪神が住み着く前に次の神=主を…続きを読む
川の主であった大蛙が事故死し、後継を決めるため川に棲まう者達で会議が行われる……。動物や神でありながら人の言葉を喋り、実に童話的かつ伝奇的な内容でした。そして予想外のオチが待っており、まさに『死』…続きを読む
新たな川の主を決めるという設定や、しっかりとした文体、一筋縄ではいかないどこか苦さもあるストーリーが民話のようで素敵でした。綺麗な月夜のお供にぜひ。
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