面白かったです……本当に。
ずっと書き続けます、泥くさく。
「川の主が死んだ」という衝撃的な一言から始まり、とても厳かな雰囲気でストーリーが展開されていくため、少し緊張感があった気がします。言葉遣いやストーリー展開は、どこか和を感じる作品でした。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(260文字)
ストーリーもさることながら、言葉の使い方が素晴らしく上手。厳かな性格の登場人物には漢字を多く入れるところや登場人物の背景をあえて詳しく言及しないあたりで言いようのない「カッコよさ」を感じました!
新たな川の主を決めるという設定や、しっかりとした文体、一筋縄ではいかないどこか苦さもあるストーリーが民話のようで素敵でした。綺麗な月夜のお供にぜひ。
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