このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(154文字)
武蔵野を新しい異界とする彼の発言。物語はここから始まります。でも、それは恐ろしさとは別のもの。彼と彼女の会話から、その事が説明されていきます。ふむふむ、なるほど。なるほどです。読み進めるうちに、彼の主張に納得する自分がいました。そして、ラスト。色々な存在が暮らしていける。それはまさに異なるものが住む世界。武蔵野の発展を見事に描く、とても良い物語。そして、何より――。彼のラストの一言で、その愛情も感じました。
になるのかどうか、気になる~
現代でも不思議な、お話は沢山あるのですね。 武蔵野は今でも変化を続ける、不思議な場所なんですね。小さい頃に無数に聞いた都市伝説を思い出しました。 最後の一言で全てが解決する痛快なお話ですが、私は付き合っている男の子の豪胆さに深い感銘を受けました。ひょっとしたらコロナ禍で増えているのかもしれませんね。都市伝説が。
ラストにゾクッときました。読み進めていくうちにまさかこれはひょっとしてからのラストでした。怪異をありがとうございます。