東欧の世界を暗躍するスパイ

異世界ファンタジーですので、架空の言葉が沢山出てきます。
ですが、東欧世界をモチーフにしているため、とても馴染みやすいです。

革命という難しい設定を基礎としています。
ですが、諸外国の関係性や革命軍内での政治派閥の描かれ方が正確に描かれており、作者がかなり試行錯誤しているのが分かります。

主人公のセレリアの内面が良く伝わり、戦闘シーンの描写も上手いので、作者の文章力の高さが窺えます。

私はこの作品を読んで、ファンになりました。
沢山の人に読まれてほしい作品です!!

その他のおすすめレビュー

川凪アリスさんの他のおすすめレビュー305