人の感情に色が見える主人公・琉生は、ただ一人真っ白な、「白薔薇さん」に出会う。彼女の色が、ほんの少し動く時。二人の時間も、驚くべき方向へ動き始める。二人の出会いがもたらす、とても不思議な、でもとても細やかで可愛らしい出来事とは。読んでいて、とても心が温かくなります。出会いから生まれる小さな奇跡。ぜひご覧ください♬
人の感情が色として見える主人公の琉生君は、入学式に出会った同じクラスの白薔薇さんの色を不思議に思います。彼女に興味を持ち、彼女が彩を取り戻す助けをしてあげたいと思うのですが。そんな彼が気づいたことは…… 自分を変えたい、誰かと気持ちを分かち合いたい、そう心に秘めつつも、なかなか踏み出せない一歩がありますよね。 そんな透明な扉の前で佇んでいる方、是非この作品を読んでみてください。 二人から勇気がもらえますよ!