私たちはみんな、蝉かもしれない。

カクヨム甲子園2021 読売新聞社賞 おめでとうございます。

身近で起きたと思えるようなリアリティーを感じられる作品です。
蝉の生涯と人の生き方をかけて、うまくまとめられています。
高校生らしさもあり、また着眼点が素晴らしいです。

生きている束の間、私達は地上で生を謳歌し、やがて土へと還っていく。
だからこそ、すべての命は愛おしい。
そんなことを改めて思い出させてくれる作品です。