パンツ転生 ~ 俺をパンツに転生させた神は阿部さんだった

朽木桜斎

俺は死んだ、そして――

「ここは、公衆便所……?」


 入り口にはつなぎの青年が立っている。


「君は死んだ」


「はあ……」


「そして俺は神だ」


「……」


「君、パンツに転生しないか?」


「……」


「俺のパンツにならないか?」


「……」


 男はゆっくりと、つなぎのファスナーを下ろした。


「やらないか?」


「……うほ」


(終劇)

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パンツ転生 ~ 俺をパンツに転生させた神は阿部さんだった 朽木桜斎 @Ohsai_Kuchiki

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