8、イギリスの時代

 十九世紀、イギリスで産業革命が起こった。機械で布を織るようになり、その生産性は百倍以上になった。この産業革命が人類に文明の重要さを決意させ、人類が地球地表で覇権を手にするきっかけとなった。

 産業革命によって始まった工場労働は、あまりにも生産性が高いため、工場経営者の欲望を拡大させ、工場労働者の酷使が盛んになった。それで、苦しすぎる工場労働の待遇改善を訴えるマルクス主義が流行った。

 この頃から、文明が人類を幸せにすることが信じられるようになり、近代警察制度、近代学校制度が広まり、社会を一変させた。

 人類の歴史は、十九世紀から二百年間、ずっと激動の時代になった。


参考文献

「国富論」

「資本論」

「雇用、利子及び貨幣の一般理論」

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覇権文明の世界史 木島別弥(旧:へげぞぞ) @tuorua9876

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