簡単にまとめるこれまでの転生殺しの幻想使い


なんてことない普通の高校生『羽織星葉』は、神様の抽選によって選ばれ、『転生者殺し』として異世界に送られる。


その時渡された『能力』が、『幻想使い』と『不死』の能力。


『幻想使い』の力──それは『元世界の伝承を能力に変換』する能力であった。


異世界に飛んだ彼は、ベレという案内役の少女に連れられ、ギルドという市役所のような組合に行き着いた。


そして、『自分のスキル』『身体能力に一切のバフがないこと』『そもそもこの世界に適していない能力値であること』『主人公補正をもっていないこと』を知る。


そしてその日の夜中。

元伝承を詳しく描いた辞典により、彼はいくつかの能力を作った。


さらにその夜中、彼は暗殺者に襲われる。

死にかけの彼は、しかし不死によって一命を取り留めた。


後日、彼はベレのアシスタントである黒い少女を犯人と疑い、宿に忘れた青い本とともに少女を追い詰めようとする。


──しかし、犯人はいち早く『転生殺し』の情報を知っていた転生者『ケイオス』一派の仕業であった。


黒い少女を捕まえていた彼らから、『幻想使い』でつくった能力を使いなんとか逃げ出すことに成功する。


その後、彼らはまた街に戻るが、そこで待っていたのは燃え上がる建築物、人が一人もいないこの世の地獄であった。


この街が『転生者の始まりとなる場所』であれと設定された街であること。

ベレという少女が、元世界と異世界を繋ぐ生きたゲートであること。


『転生殺し』がこの世界に降り立った瞬間に、この街が消されることが決定していたこと。


それらを真実を見抜くスキル『真眼オロバス』と、黒い少女──プロテアの話から知る。


引き戻すことなどできないと知った彼は、この街の人間の思いを背負い、転生者を殺しに行く

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転生殺しの幻想使い 木神 @tokorotenEX

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