概要
無能が咲かす、真っ赤な花道。
犯罪組織の下位グループに属し冴えない日々を送る青年、アラン。彼には自らの血液を物体に塗りつける事で、別の物体へと変化させる異能力がある。その能力を使い仲間達と強盗を企てるが……。
・過度にグロテスク・残酷な描写がございます。レイティングにはありますがその手の描写が苦手な方はご注意ください。
・過度にグロテスク・残酷な描写がございます。レイティングにはありますがその手の描写が苦手な方はご注意ください。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!血と暴力の世界に咲いた一輪の造花
超常的な能力を持つものの、その能力がいまいち役に立たないため、下っ端のチンピラとして生きることを余儀なくされた男の物語。
アウトローな社会を舞台にした、バイオレンス多めの現代ファンタジーです。
主人公にはいわゆる「異能」、常人には不可能な不思議な能力があるものの、しかし決して万能ではないところが特徴的。
まったく役に立たないわけではないにせよ、でももし自分ならあんまり欲しくないなーと思ってしまうような(=つい我がこととして想像させられる)、絶妙ないまいちさ加減が好みでした。使い所はなくもないけど、デメリットが大きくて……。
魅力はやっぱりストーリーの軸、彼の紡ぐドラマの部分です…続きを読む