第9話 小料理屋の憩い
小料理屋さんで知人と一杯ひっかけてきたのですが、その料理のうまさと言ったら。
自分がいままで食べてきたものは、いったい何だったのかのと、本気で考えてしまうほどでした。
逆に、こんなものを毎日食べていたら、何かがおかしくなってしまうのではとも思いました。
刺身に肉、見たこともない素材まで。
こうしてわたしは、夢のようなひとときをすごしたのでした。
食レポでもしたいものですが、5年も前のことであるのと、表現できないほど異次元の内容だったので、かなり難しく、申し訳ない次第です。
ただ、お酒のことはよく覚えているんです。
「阿久根」という芋焼酎で、銅製のタンブラーに注がれていたのが印象的でした。
熱燗でいただいたのですが、これがもう、べらぼうにうまくて。
あとで調べたのですが、阿久根は九州にある地名から来ているようです。
いつか余裕があるとき、お取り寄せでもしてみたいですね。
思い出の味ですし。
こうして二日目の夜は更けていったのです。
お食事後、知人とは別れ、自分はホテルへ戻りました。
最後の三日目は秋田へ帰るだけとなり、特別トラブルもなかったはずですが、せっかくですので、最後まで書いてみたいと思います。
お土産もたくさん買いましたよ。
京都の秋田人 朽木桜斎 @Ohsai_Kuchiki
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。京都の秋田人の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
心が折れそうになったときのプレイリスト/朽木桜斎
★63 エッセイ・ノンフィクション 連載中 399話
オッサンになってしまった/朽木桜斎
★33 エッセイ・ノンフィクション 連載中 10話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます