心地よい沼に沈むような

「好きだなぁ」と思った場面を主人公も幸せに思っているのって、すごくニヤニヤしてしまうなぁと思ったんです。
でも、そこがこの作品の山場ではなくて、どんどんどんどん引き込まれました。
すごく彼女に感情移入してしまって、すごく彼女が羨ましく思いました。
でも、とても愛おしいです。
優しい世界ではないけれど、優しくないからこそ、愛おしいお話でした。