第3話 昼食の時間

ミナとリカはそれを聞いて、お互いのノートとプリントに、いつも通り、占いの結果をでっち上げた。ミナはこれをズルだとは思っていなかった。何も見えなかった、と正直に書くと、やる気がないとみなされると思っていたからだ。

ミナとリカは、それから急いで片付けをし、

(途中で誰かがカップを割ったらしい、悲鳴のような声が聞こえた)がそれも無視し、

チャイムが鳴るや否や、足早に教室を去った。


ミナとリカはあるところに向かっていた。

そこに着くと、ミナとリカはしゃがみこみ、

ミナは必死にあるものを探し、リカもそれを手伝っていた。あるものとは、ツミレ草のことだ。肌色に、まばらに色の柄が入る少し不気味な花を咲かせる草だ。なぜこの花をミナが探しているのかというと、魔法薬の授業

で、ミナがレポートを期限までに出せなかったため、罰則として、魔法薬学のファレル先生が作る魔法薬の材料である、ツミレ草の収集を命じられたのだ。


 

 

 


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檸檬は、夢を見ない @nandryanen

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