カクヨム移動に際して

まず、この「ウィジミカル・カーバンクル」を書こうと思った動機ですが、これは間違いなくノベプラで行われていた「『日常の謎』コン」というミステリー短編イベントでした。


そのイベント開催の意気込みは素晴らしいのですが……


終わってみると、私の目からは問題しか映りませんでした。


まぁ、問題点の出し方にも恣意的な物があると言われそうなんですが、まずこれから行きましょう。


コンテストですから、優秀作選ぶわけなんですが、この時に選考に関わった誰かしら(責任者なのか?)のまとめの言葉として最優秀作について、

「群を抜いていました」

との言葉を贈っているんですね。

この段階で、

「有志が寄せてくれた作品達に対して、随分強い言葉を使うじゃないか」

と、嫌悪感が湧いたんですね。これ優秀作以外は(それが準優秀作でも)評価に値しないと言ってるも同然です。

「この文章書いた奴、小説コンテスト主催して良いような文章作成能力の持ち主か?」

と、同時に疑問を持ちました。


そして、その優秀作、本当に群を抜いていたのか?

こういう問題があります。

私、コンテストに参加されていた作品全部読ませていただいておりました。

その上で断言しましょう。群は抜いておりません。

それはお前の解釈だろう? と言う反論も出てくるでしょうが、最優秀作の基本トリックは、

「夏休みに、やたら売れる本がある? 何故?」

なわけですよ。

この謎、言ってみれば定番なんですよ。あっという間に答えを思いつく方多くおられるでしょう。そのまんまです。感想文の課題図書です。何ら独自性がない。それに語り手の性別がハッキリしなかったりする叙述トリックを組み合わせてありましたが……

トリックだけではなく、文章力や構成、キャラクターの魅力など他の要素も考えたとしても、やはり群を抜くという表現は適切では無い。

それはつまり、ノベプラの運営、及び仕事を請けおったところがまったく信用ならない、と言うことです。


こんなのに選考されることに意味は無い、が「ウィジミカル・カーバンクル」が書かれた動機です。私は元々、出版社に対して嫌悪感がありましたし、それも手伝って。

散々好き勝手に書評させて貰ったので、参加者の方々への罪滅ぼしの意味もありましたがw


で、この度ホビージャパンが転売について不見識な者を編集においていたことが判明しました。

恐らく会社内でも違う部門であると思いますが、ホビージャパンは先述のコンテストの事もあり。特に文筆業に関わってはいけないと判断しました。あまりにも「言葉」を迂闊に使いすぎるのです。(実はノベプラが盛んに行っているツイッターでの呟きも首を捻る時が)


「日常の謎」コンに参加した短編が青田のデビュー作ですが、さすがにそれは置いておこうかと。

ノベプラへの圧倒的な不審感と共に。

ちなみノベプラでも同じこと「ウィジミカル・カーバンクル」のあとがきで書いてはいたんですけどねw

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ウィミジカル・カーバンクル 司弐紘 @gnoinori

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