第5話

永遠に貴方は私のものだし、私は貴方のものだ。私はいついかなる時もあなたを愛し続ける。君がどうしようもなく好きだ。貴方の髪から足まで。全て愛している。


あなたの少し心配性なところも、少し弱気なところも、恥ずかしがると目を合わせられなくなるところも、頭脳明晰であるところも、本が好きで、本を噛み締めるように読むところも、運動が少し苦手なところも。全てを愛しています。全てを捧げる覚悟です。


あなたが死ぬのなら私もご一緒させてください。


あなたから以外の好きは全て空虚に感じられるのです。嗚呼、どうしようもなく好きだ。


誰かに盗られるくらいなら、僕があなたを抱きしめて壊してしまいたい。


二度と遠く行かないで。

僕はそう言って君が息ができないくらいに抱きしめた。彼女は壊れた。

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みじかい話というか落書き。書き留め。 @hisuinoniwa0125

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