書いては消す、その意図が分からないからこそ気味が悪い。

 自作品に『通知』がきたのに、確認したときにはもうコメントが消えている。

 そんなことが何度も続くうち、主人公はタイミングよく『コメント』を見ることができました。
 けれど内容がおかしくて、これを書き込む人間の『正体』はなんだと考え、想像が二転三転していきます。

 不気味な読者がもたらすものは何だったのか。

 一読者の目線から見ても、このオチには背筋がゾワゾワとしました。
 実際に作品を書かれている方々にとっても、こんな書き込みをする存在は、とても恐ろしいのではないでしょうか。

※2021/08/23 一部修正

その他のおすすめレビュー

mochi*(読み専)さんの他のおすすめレビュー51