灰色の男 #002
崇期
灰色の男
グレーの布マスクに覆われていない部分も、マスクと同じ色をしているという
フロアのテーブルの一つ一つはかなり離されてあったけれど、どの席もランチ開始からそう時も置かず見る間に埋まっていき、耳に入ってくるさざめきも引っきりなしになってきていた。ランチビュッフェに来るのは五年ぶりくらいだろうか。皆なに食わぬ顔で座っている。ここも一時期は感染症の問題で営業を取りやめていたこともあったのだろうと思うが。
佐久間さんは子どものころに飼っていた鳩の話をしていた。家に迷い込んできて、翼をけがしていたので助けるつもりで飼いはじめた。肌の色のせいで学校を休みがちだった彼の慰みだったが、鳩は快復し、籠にずっと入れておくのはかわいそうだったので、山に放してやることにした。両親に車で連れて行ってもらい、放したはいいが直後、野良犬が咥えて持っていってしまう。彼の目の前で。
「ごめんなさい、ちょっと……」話がやんだ後、私は失礼も顧みず化粧室へ退避した。
洗面台のつるつるした天板に両手を置き、そのまましばらく鏡の中の自分を見つめていた。年齢で言えば私とほぼ変わらないくらいの若い女性が数人入ってきては出ていき、やがて出入り口付近に設置してあるパウダーコーナーに居座っている三十代くらいの女性と二人だけになった。
背中の向こうで彼女がさっきからなにをやっているのかわからないし、彼女にしても、私が黙って鏡を睨み続けてそれが数十分に及んでも気にはしないかもしれない。
皆、結婚式帰りのようなきらびやかな格好をしていた。それでも、おそらくは友人同士で食事に来ているだけなのだろう。私と佐久間さんのような男女二名の組み合わせはほかにはいなかったはず。意外と言えば意外で、家族連れと女性のみのグループが大半の風景だった。その畏まらないアットホームな雰囲気の中で、私たちの席だけ違った空気のドームに包まれて人々から取り除かれているように、あるいは、こっそり避けられているように、感じた。
一度、お冷やを継ぎ足しにきた女性店員がいたが、佐久間さんの方へは一度も視線をやらずに去っていった。私でもきっとそうするだろう。
入店して席に着いてからすぐ、佐久間さんは白い手袋の裾をずらして私に見せた。「特に病気というわけではないのですが、皮膚が、全部こうなんです」と言った。そして料理の皿を持って戻ってくるまでマスクをつけたままだったが、外して、鼻から下も同じ色をしていることがわかった。全部こう……。きっと、全身灰色なのだ。
もう何度かこうして、知り合いに男性を紹介してもらっていた。なんの心配もなくすぐに打ち解けて話題が尽きずに過ごせた相手もいたけれど、たいていはなにを話したものかと度々訪れる沈黙に居たたまれなくなる。しかし今日の相手は、いろいろ、違う気がした。それが皮膚の色のせいだと言ったら失礼だろうが、堂々視線を向けていいものかどうかは悩むところだった。
気まずさと戦っている私をよそに佐久間さんは滑らかなものだった。「
「ええ、はい、そうですね……」と私は答えた。
「今、車会社はどうです? お忙しいですか?」
「いえ。だいたい春が忙しくて、今の時期はそうでもないですね」
「なるほど」
彼の皿の料理は見る見るなくなっていく。私の両手はずっと宙に止まったままだった。ふと目が触れ合って、彼はにこっと微笑んだ。
「僕も車は好きな方です。なにかこだわりがあるわけじゃないのですが、今乗っている車は気に入っています。色以外は、ですね」
色……。
彼はかすかに、遠慮がちに笑い声を立てた。「小夜子さんの会社のメーカーさんではないですが」
「お車はなんに乗ってらっしゃるんですか?」と私は訊いた。
「メビウスです。赤のメビウス。僕は車は地味な色が好きなんですよ。でも中古で、ちょうど条件にぴったり合うものがそれしかなくて」
「メビウス?」全然知らない車だった。「もしかして外車?」
彼は笑って首を振ると、グラスの水を口に含んだ。静かに元の位置に戻す。
「ダイハツの車です。よくプリウスに間違われます。そっくりだから」
「ああ、」私はようやく、というように息をついて、少し楽に話せるようになった。「多分、OEMですね。めずらしいですね。ダイハツで軽じゃないなんて」
「そう、そのOEMってやつで、母もトヨタの軽に乗ってるんですよ。変わってるでしょ?」
つられて一緒に笑った。佐久間さんが私の仕事について聞きたがったので、私は簡単に説明した。普段はただお店にやってきたお客さんにコーヒーをお出しするだけ、あとは電話を取る。お客さんがいないときに事務仕事をこなす。手書きの書類に文字を記入したり、PCでリコール関連の処理をしたり、自賠責保険を切ったりする。
佐久間さんは大手薬品メーカーに勤務していた。しかし肌の色のせいで人前に出る仕事をしておらず、裏方で、雑務処理の管理を任されているようだった。「雑務処理の管理」──。私は残念ながら、従業員百人以上の規模の会社には一度も勤めたことがない。大きな会社ではありがちなのか、重要な仕事を任せられない社員というものがいて、度々問題を起こしたり配属先での勤務が困難だと判断されたりすると送られる部署があるらしい。彼が、佐久間さんが自らそう言ったのだ。自分はそこで主任をしていると。彼の下には三人の社員がいる。一人は病気を理由に休みがちな三十代独身女性。一人は利き手に大けがを負った五十代男性。最後の一人は取引先の会社で出入り禁止を言い渡されたという四十代男性。ほかの部署から回ってきた雑用を日々四人でこなし、週一回、社碑の清掃も行っているという。
「社碑って、よく敷地内にある記念碑みたいなものですか?」と私は訊いた。
「いえ、お墓です。創業者の墓。会社の中にはないので、墓地まで出かけていって掃除します」
「週一回は多いですね。そんなに汚れるものではないと思いますけど」私は眉をひそめた。
「ええ、いつもぴかぴかで、ゴミ一つ落ちていません」佐久間さんはそこでずれた手袋を指でつまんで直した。「でも僕たち四人にとっては大事な仕事です。そして、いい気分転換になってる。会社の中にいると嫌な気分を味わわなきゃならないって言う人もいるんです。僕はそうでもないけど、いろいろ言われて別のところから移ってきた人たちばかりだから、やっぱり、居心地悪いんですよ」
鏡の中の自分の顔を見ながら、三十分の間に佐久間さんと交わした会話を反芻していた。途中まで食事も喉を通らずほとんど固まっていた私。失礼にならないように配慮しながら、それでもこっそり観察した。彼の唇は灰色ではなく、きれいなピンク色をしていた。ときどき白い歯や舌が覗き、そのどれもに特異性を感じた。それくらい、彼の肌はどこまでも濃く深く、灰色だった。メイクといった感じのべったりした色ではなく、日焼けを表すように首の下で徐々に薄くなってはいた。私はそれで、彼の衣服の下の肌のことまで考えそうになった。しかし佐久間さんが話題を振ってくれたおかげでそちらに集中でき、自分たちが、周りからやや避けられた特殊な空間にいるのではないかという想像から離れることができた。肌が灰色をしているということ以外、彼にはなにも変わったところはない。むしろ身なりはきちんとしているし、こちらを気後れさせないようなハンサムすぎないところもいい。私に彼を紹介してくれたのは、私の元同僚の
肌のことには触れず、であった。もし一言あったとして、私は今日会うのをやめただろうか。許斐さんがそれを問題視していないことはわかった。それが病気でないのなら、たしかに問題にすることじゃないだろう。仕事も窓際のような感じではあるが、彼の場合はビジネス的
佐久間さんの滑らかな語調、箸から料理を飲み込むピンク色の唇を思い浮かべた。なにも問題はない、ないのだけれど、苛まれている思いは、問題があるときと同じような苦しみの様相をしていた。どうするのだ……なにが?
私は同時に会社にいる営業の山中さんのことを思い浮かべた。遊び人風で評判はよくなかったが、何度か食事に誘われていて、まだきちんと返事をしていなかった。
きっと悩んでいるのは、今日、この後、どう断ろうか──ということに違いないのだろうと結論づけた。過去の何人かの男性のときと同じ。「ではまた、今度は映画でも行きましょうよ」「またお誘いしますね」と連絡先を交換するのは毎度のお約束。しかし実際そのとおりのことが実現することは少なかった。向こうが乗り気なのにこちらがだめだったこともあったし、こちらがオーケーなら向こうがだめ、ということもあった。
今回は──。こんなに早く、結論を出そうと焦っている自分に、鏡の中で弱りはて鈍い色を放っている自分の瞳に、苦々しい思いを向けた。なんなんだろう、これは。もし、向こうが嫌っていないとして、傷つけることになったらやはり怖いから……と言えば格好がつくことで、この苦味は収まるだろうか。
席に戻ると、佐久間さんは「大丈夫ですか?」と心配そうに訊いてきた。
「ええ、大丈夫です。ごめんなさい、ずっと一人にしてしまいましたね」
「いいえ、いいんですよ。具合がお悪いのかと思いました。ほとんど食べてらっしゃらないから。先ほどは変な話をしちゃいましたし。食事中にする話ではなかった」
「いえ……。佐久間さんは? 満足するほど召し上がりました?」私が訊くと、佐久間さんはこくんと頷いた。「僕はもうお腹いっぱいです。三度も取りに行って、デザートもしっかりいただきました」
九十分の時間制限を全部使うことなく、私たちは店を出ることにした。周りではない、自分が耐えられなかったのかもしれない。駐車場に出て彼の隣に並ぶと、かすかに清涼感のある香水の匂いがした。紺のワイシャツから覗く灰色の首がごく自然な色合いに見えた。肌とまったく同じ色のマスクをつけた顔も、眩しい陽光や緑の背景のおかげか、少なくとも、最初の印象よりは病的な感じが消されているようだった。さっきは白を基調にした店内にいたから暗みが際立ってしまったのだろう。
「このまま、おうちにお帰りになられますか?」と佐久間さんが訊いた。
「ああ、ええ……」
佐久間さんが私の真向かいに動いた。まっすぐ見下ろされる。「また小夜子さんとお話しできたらいいな、と思います。土日がお休みじゃないということでしたら、平日の夜にでも。会社は水曜日がお休みなんですよね?」
「その、実は……」
私は私に興味を持っているのかもしれない男性営業の話をした。実はずっとその人のことが気になっている、でも許斐さんには以前からお世話になっていて、今日のことを断ることができなかった、とかなんとか。常套手段ではあったが、それ以外に相手と自分を引きずり回さずに済む解決方法は世間では知られていない気がした。
「そうですか……」佐久間さんは下を向いた。
やや間があって、彼の生真面目な茶色の目が戻ってきた。「では、一つ、お願いしたいことがあります。いいでしょうか?」
「え?」
* * *
佐久間さんは路上に車を停めると一旦降りて、ポケットからリモコンを取りだしてお屋敷の門扉を開けた。彼の赤いメビウスが吸い込まれていくのを見て、私も自分の車を発進させ、続く。
佐久間家は、過去に靴を脱いでおじゃましたことのあるお屋敷の中では一二を争うほどの豪邸だった。お父さんは一体なにをやっておられる人なのだろう。敷地には来客用の駐車場があり、そこに車を停めるように言われた。庭の一辺に車五台は収納できそうな大型ガレージがあり、彼の車もそこに収まったのだろうがすでにシャッターがおろされていてわからない。
芝生に挟まれたコンクリートの長い園路を辿り玄関をくぐる。彼はどこか奥の部屋にいるお母さんに話をしに行き、私と二人きりで静かに話ができるように計らったらしい。なので、私は誰にも会わずに広いリビングに通された。明かりがついていなくても装飾だけでまばゆいシャンデリアが下がっていて、作り物の暖炉があった。各国首脳が集まって会合ができそうなくらい大きなテーブルに座らされ、彼が紅茶を運んできた。
「突然、わがままを言ってすみません」彼は頭を下げ、自分では冷蔵庫から取ってきたプラスティックボトルの水の蓋を開け、一口飲むと、私から少し離れた席に腰をおろした。
私はつばを飲み込もうとした。彼がくれた白いカップの取っ手に指をかけようとして、やめた。
「以前にも、いましてね」彼は私を見つめておもむろに口を切った。「好きになって、三回デートした女性がいたのです。五歳年上、バツイチで、幼稚園の女のお子さんがいました。僕にも懐いてくれた。でも、振られちゃって──」
肌のせいだろうか、と私は考え巡らせた。子どもが懐いているなら問題ないのかもしれないけれど。
「そのときにできた傷がこれです」彼は手袋を脱いでいて、手の甲の手首に近いところを指差した。もうほとんど消えかけているような小さな傷。
「二、三か月くらい毎日悩んで、なんでだろう、なにが理由だったんだろうって。それでどうしようもなくなって自分で千枚通しで刺しました。情けない話ですが……」
私は無言で首を振った。彼の微笑みに窓からの光が映り込んだ。「こんなことお願いするのをどうか許してください。目の前ではっきりしたことを言ってもらえたら諦めがついてあれこれ悩まずに済む、きっと。……じゃあ、はじめましょうか。まずは僕が先に許斐さんに電話をしますね」
携帯電話を持ちあげると、画面を押して、耳に当てた。許斐さんはすぐに出たようだった。佐久間さんが話しはじめる。
「佐久間です。……ええ、今戻ってきました。ええ、はい。小夜子さんは素敵な方ですね。……ええ、またお会いできたらいいのですが、どうでしょう。それとなく、訊いてみてくれませんか? 小夜子さんさえよければ僕はお付き合いしたいです」
長い数分の会話が終わって、佐久間さんは電話をテーブルに置いた。私の心臓は変な速度の鼓動をはじめた。
「では、小夜子さんも、許斐さんに電話してください」
「はい……」
「本音でも建前でもなんでも構わない。許斐さんに僕のことを断ってください」
私は膝に置いていたバッグの取っ手を握りしめ、その手を緩めた。
彼がどこかへ消え、再び現れたときお母さんを連れていた。佐久間さんのお母さんはソファーに寝ている私を見ると驚いて彼に言った。
「一体どうしたの? 貧血?」
「過呼吸みたいになっちゃって」
「まあ……」
「僕がいけないんだ」佐久間さんは腰をかがめて私の顔を覗き込んだ。「僕が無理をお願いしたんです。彼女には別に好きな男性がいるみたいで、だったら、僕の目の前で紹介してくれた許斐さんにそのことを伝えてほしいって言ったんです。目の前で聞きたかったんです。それで電話しようとしたらこういうことに」
「ええ? なんなの?」お母さんは大きく顔をしかめた。「私の職場にもパニック障害の方がいらっしゃるのよ。発作はすぐに収まるらしいんだけど」
パニック障害? 私が?
「もう、大丈夫です」私は佐久間さんが載せてくれた額の濡れタオルを取って起きあがろうとした。「すみません」
「大丈夫?」佐久間さんのお母さんの心配する目が私に注がれる。私の母より目上そうではあったが、きれいで上品な人で、肌は透き通るように白かった。「ごめんなさいね、うちの息子が、なんていうか……」
「いえ、彼のせいでは」
佐久間さんはずっとうろたえたまま、顎を触りながら、お母さんの前で落ち着きなく体を揺すっていた。「頭の中でいろいろ想像するのが嫌なんですよ。実際どういう断り方をしたんだろうとか。本当は伝えられたなにかを、たとえば、僕がその人に与えてしまった嫌な印象とか欠点とかを、紹介してくれた人は聞いていて、それでも、僕には教えてくれない。言わないだろうと思うんです。言えないだろうと。僕はそれを知らないままで、また同じ失敗をくり返す。そういうことが──」
お母さんはそんな佐久間さんに手厳しく言う。「今日はじめてお会いした方でしょう? 強引に家にお誘いして、ちょっと失礼だったと思うわね」
「私、そろそろお
体の動きを止めた佐久間さんと目が合った。私は言う。「今、許斐さんに電話してみてもいいですか?」
間があって、やがて小さな頷きが返ってきた。私は携帯電話を取りだすと許斐さんの番号をタップした。呼びだしている間、二人の方を見る。
このやさしそうな、なんの落ち度もない人に、自分の息子が振られるところを見せるわけか。なんてことをしているのだろう。
「ああ、小夜ちゃん?」許斐さんの声が聞こえた。「デートどうだった?」
「ええ。許斐さん、ほんと、ごめんなさい。言ってなかったんだけど、私、実は今気になっている人がいて。会社の人なんだけど。だから、佐久間さんのことはお断りしようかと」
「あー、そう。そっか……。いや、おれもなんか、全然知らなくてごめんね。佐久間君、真面目でいいやつだからさ」
「ええ、そうですね。私もなんか、申し訳ないと……」
「うん、でもさ、好きな人がいるなら仕方ないよ。佐久間君、小夜ちゃんのこと気に入ったみたいで、さっき電話もらってさ」
「ああ、そうなんですか……」
「ま、しょうがないね」
「本当にごめんなさい、紹介してもらっておいて」
「いや、いいよ」
私は電話を切ると、「ほんと、すみませんでした」と頭を下げた。「いえ、こちらこそ」「こちらの方が」と二人が同時に言ったような言葉が重なって聞こえた。
自分にできることの少なさの中で、ただ建前上のことだけでも精一杯で、それでも関係を取り交わしたことになるのかと思えば悲しかった。お屋敷を出る前に最後に見た佐久間さんの顔はずっと胸に残った。数か月経って、数年経って、私はやはり肌の色なんかが気になってほんの数十分で彼のことを断ろうなんて思ったのかと何度も考えたけれど、わからなかった。許斐さんに、佐久間さん、その後どうしてますか? と訊いてもよかったのに、それもなんとなく避けたのである。最初に出会った男性は糖尿病を患っていた。それ以外でなにかあっただろうか。それが踏み込めなかった原因だろうか。多分こういうのは言い訳なんだろうな、と推測した。私はただ、曖昧な未来へ向かって進んでいる自分の人生を乱すなにかに対して覚悟ができていないだけだ。恋であれば、恋に乱されるのであれば付き合ってみてもいいかな、などと思っていて、目の前に立ち塞がっているものに対抗しようともしないくせに、なにを言っているんだろうと思う。あのとき、店を出てからと、電話を切ってから、佐久間さんの肌の色が違って見えた。時間に急かされなければもっと澄んだ心で答えが出せたのかも、というのも、実にくだらない言い訳の響きに聞こえる。私は今でもまだ、誰の隣にも並ばずにたっぷりと時間を使っている。なにをも踏み越えない時間を。ただ自分だけに乱されていく時間を。
灰色の男 #002 崇期 @suuki-shu
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