第一章 二つの後宮③

 白粉おしろいりたくられて、顔がむずがゆい。かみこうけいいあげられ、むなもとが少し開いた紅梅色のうわぎを着せられていたため、夜風がじかにあたって寒かった。胸の下から地面に広がるももいろスカートは、足もとにまつわりついて歩きにくい。結い髪にされたようも、大きな紅玉がぞうがんされたみみかざりも心なしか重く、何もかもがうつとうしかった。

 わけがわからぬままかざり立てられ、殿舎を出て約半刻(十五分)。前方にがわらを頂くそうれいな門が見えてきた。数刻前にも一度通った、北と南の後宮をつなぐほくようもんだ。

 案内役の宮女に導かれ、玉玲は裙に足をもつれさせながらもんへと向かっていった。

「玉玲様がいらっしゃいました」

 門番を務めていた宦官に、宮女がしずしずと取り次ぎをする。

「どうぞお通りください」

 すでに話が伝わっていたのか、宦官はあっさり告げて、玉玲にきようしゆの礼を取った。昼間注意してきた時とは違い、ずいぶんいんぎんな態度だ。もう何が何やら。

 こんわくする玉玲だったが、「どうぞ」と再度先へうながされたため、仕方なく門をくぐる。

 すると、出てすぐの場所に、緑色の官服を着た中肉中背の男性が待ちかまえていた。

「お待ちしておりました、玉玲様。わたくし、北後宮の雑事を取りしきっております、たいかんぶんえいと申します。どうぞお見知りおきのほどを」

 文英と名乗った男性が、うやうやしくこうべを垂れて拱手する。

 玉玲は少し意外に思いながら文英を観察した。まとう空気がやさしげなものだったから。後宮の悪い空気に全くせんされていない。こんなおだやかな人に会ったのは初めてだ。

 じやつかん色素のうすい髪は頭上でまとめ、黒いしやぼうの中に収めている。ねんれいは二十代半ばくらいだろうか。太監、いわゆる宦官の中ではかくてき若い。口もとにはにゆうしようをたたえ、ずっと笑んでいるためか目が細く見える。

「それでは、ご案内いたします」

 じっくり観察していると、文英は笑みを深めて告げ、玉玲に背中を向けた。

「あの、どちらへ行かれるんですか?」

 玉玲は文英の後を追いながら質問する。いい加減、だれか説明してほしい。

「おや、事情をお聞きではないのですか?」

 おどろいた顔をする文英に、眉を曇らせて「はい」と返事をする。才人は宮女に玉玲の世話をするよう命じた後、どこかへ行ってしまい、宮女もくわしい事情まではあくしていない様子だった。玉玲の身なりを整えた後、この門へ案内するように言われただけらしい。だから、なぜ着替えさせられたのかも、北後宮へ連れてこられたのかもなぞすぎて、ただ困惑するばかりだった。

「ならば、私からは何も話さない方がいいでしょう。主人のしゆこうかもしれません」

「え~、教えてくださいよ。いきなり飾り立てられて、もうわけがわかりません」

「ふふ、秘密です。主人から直接お聞きください」

 文英は人差し指をくちびるの前に立てて笑う。穏やかなだけではなく、茶目っ気もあるらしい。

 気になりはしたものの、文英のひとがらに好感を覚え、玉玲はついきゆうすることなく先へと進む。

 北後宮には夜のとばりがおり、はいきよのようなせいひつさで満ちていた。南後宮では宮灯やかがりずいしよにあるため夜でも結構明るいが、こちらは真っ暗で、文英の手にしているとうろうがなければ、歩くこともできなかったに違いない。

 長く連なる建築群にはさまれたみちを、文英の先導に従い北上していく。

 建物には誰もいないかのように思われたが、ぽつぽつとあやしく光る何かが見えた。まるで暗がりにいる動物の目のように。路の左右から赤い光がちらついている。

「何か、遠巻きに見られてますね。もしかして、全部あやかしですか?」

 玉玲は前を歩く文英に、周囲を観察しながら尋ねた。何となくだが、気配がつうの動物とはちがう気がする。けいかいされているのか、ちくちくとした空気を感じた。

「ええと、わからないです。申し訳ありません。私にはあやかしがえないので」

「そうなんですか? この区域にいる人すべてに視えるわけじゃないんですね」

「もちろんです。普通の人間には視えません。私が知っている中で視えるのは、皇族の方だけですね。全てではなく、れいりよくの高い方のみですが」

「霊力?」

 首をかしげた玉玲に、文英はどう説明すべきか困ったような顔をする。

「玉玲様は暘ていこくの成り立ちについてはご存じで?」

 玉玲は「いいえ、あまり」と正直に答えた。生活能力はある方だと自負しているが、がくには通っていないので、歴史についてはうとい。

「では、簡単にお話ししましょう。昔、陽界うつしよ陰界かくりよきよだいな門でつながっていて、たくさんのあやかしが地上に出入りしていた。中には悪さをするあやかしもいて、霊力のある人間が退治する役割をになっていた。その人間こそ、我が国の初代皇帝・ふうあんせい様。暘帝国のたいです。太祖はあやかしたちを陰界へと追い返し、門が開かないようにふうした。そして門を見張るため、この地に城を築いたんです。それが紫垣城というわけですね」

「その話は本当なんですか?」

 おとぎ話のように思えて尋ねた玉玲に、文英はさげとうろうを高くかかげてみせる。

「ご覧ください、一番北にある巨大な門を。あれが今話した、陽界と陰界をつなぐこんめいもんです。固く封印されていて、どんなに押してもびくともしません」

 玉玲は示された方角に目を向けた。暗くてはっきりとは見えないが、どこの門よりも大きくて、そうごんふんを放っていることはわかる。とりはだが立つほどこんとんとした冷気をまとい、近づけばみこまれてしまいそうなさつかくいだいた。

「じゃあ、本当に?」

 一気に文英の話を信じる気持ちになる。あの門はただの門ではない。

「ここには、陰界へ帰りそびれたあやかしたちがたくさん集まっているという話ですね。人に危害を加えないように集められたとも聞きますが。あやかしは霊力のある人間にしか視えません。太祖のまつえいである皇族にしか。まれに民間にも霊力の強い人間がいるとは聞いていましたが、このような形でお目にかかれるとは。あなたのような方は本当に希少なのですよ」

「でも私、何度かあやかしが視える人に会いましたよ? ここでも今日」

 昼間会った青年のことを思い出していると、文英が急に歩く速度をゆるめた。

 ぶつかりそうになった玉玲は、立ちどまって前方に目を向ける。門と文英の話に気を取られて気づかなかったが、黒光りする二重ひさしきゆう殿でんがすぐ近くまでせまっていた。岩山のごとき重圧感を放ち、崑冥門を背後に厳然とたたずんでいる。まるで門の前に築かれたけんろうとりでのようだ。庇と庇の間に掲げられたへんがくには、金筆で『けんてんきゆう』と記されている。

「お待たせいたしました。こちらへどうぞ。詳しい話は主人よりお聞きください」

 宮殿に目をらしていたところで、文英が入り口のとびらを開き、先へと促してきた。

 早く事情を知りたい玉玲は、ためらわずに屋内へ足をみ入れる。

 宮灯のあわい光に照らされた走廊ろうかへと導かれ、少し進むと、ちんきんうんりゆうもんそうしよくほどこされたしゆうるしの扉が見えた。

 文英は扉の前で立ちどまり、うやうやしくうかがいを立てる。

「玉玲様をお連れいたしました」

 いつぱく後、中から「入れ」と男性の声がひびいた。

 文英が扉の鋪首とつてに手をかける。

 いったい誰なのだろう。自分をこんな場所まで呼び出したのは。絶対にただ者ではない。

 扉が開く様子を少しきんちようしながらながめ、室内に目を向けたしゆんかん

「あなたは──!?」

 玉玲は思わず驚きの声をあげた。

 そうれいな部屋の奥、書類が積み重なった卓子つくえの前に座っていたのだ。昼間この区域で会った氷像のようなぼうの青年が。長いまつふちられた切れ長の目に、青のようにも見える冷たいひとみこしの長さの黒髪は束ねずにおろし、昼間より若干くつろいだ格好をしているが、間違いない。

「えーと、太監の方ですよね? 私に何の用が──」

 こうとするや、そばにひかえていた文英が口を挟む。

「太監ではございません。こちらにおわすお方は、馮げん耀よう様。きんじようていの第五皇子で、暘帝国の太子様であらせられます」

「た、太子様!?」

 またもや玉玲の口からきつきようの声が飛び出した。

 太子というのは、次期皇帝のことだっただろうか。混乱する頭を必死に整理する。

「あれ? でも後宮って、皇帝陛下とたいかん以外の成人男性は立ち入り禁止だったんじゃ……」

「北後宮は例外だ。北の区域は代々太子が治めることになっている。まあ、ここの内情は皇族のほかに、一部のひんと太監以外にはせられているからな。新米宮女では知りえないか」

「情報を規制しなければ、宮女たちがさらこわがりますからね。北後宮には実際あやかしがうじゃうじゃいるなんて話が広まれば、きようこう状態におちいりかねませんし。玉玲様も今日耳にすることは口外なさらないでください」

 幻耀の説明を文英が補足し、玉玲に口止めした。

 こんわくしながらも、玉玲は「はあ」と返事をする。

 まさか、あの青年が太子様だったなんて。かなり生意気な口をたたいた気がするのだけれど。まさか、不敬罪に処すために呼び出したのではないだろうな。

「それで、この国の太子様が私にどういったご用件で?」

 玉玲はいくぶんいんぎんに口調を改め、内心ドキドキしながら質問する。

 幻耀は冷ややかな目つきで玉玲を見すえ、おもむろに口を開いた。

「お前には俺のきさきになってもらう。ここにいるあやかしたちを監視してもらいたい」

「…………はあっ!?」

 玉玲の裏返った声が、夜のしじまにこだまする。本日一番の大声だ。

 理解が追いついていない玉玲をしりに、幻耀は説明を始めた。

「北後宮には今、俺たち以外の人間はいない。俺が太子になってまだ日が浅いからな。北後宮を治めるということは、あやかしたちを監督するということ。それがこの地を番人として治めてきた馮家のこうあたえられた使命。悪さをする者がいれば厳しくしよばつし、時にたましいめいへ送る。あやかしをめつすることができるこのようとうで」

 幻耀の手が後方のかべかざってあった刀へとびる。

 刀身がややわんきよくしたりゆうようとうだ。昼間もこしいていた。

「だが俺は今、他にも大量の仕事と問題をかかえている。太子にさくりつされたとはいえ、いまだに敵が多く、地位が安定しない。北後宮の全てには目が回らなくてな。だから、お前に一部の役割を担ってもらいたい。妃として北後宮を監視し、問題があれば俺に伝える。あやかしたちを管理する簡単な仕事だ。できるな?」

 とうとつに問われ、玉玲はしどろもどろになってこぼす。

「えと、それは……」

「あやかしが悪さをしないように導くことができる、そう言ったな?」

「……言いました、けど。妃として、というのは……」

 異動ならまだしも、立場がやくしすぎて受けとめきれない。妃ということは、やらなければならない役割がいろいろとあるわけで。

「主上のご命令だ。南後宮の宮女は、言わば皇帝の所有物。許可もなく北へ異動させることはできない。主上にお前のことを話し、北後宮で仕事をさせたいと奏上したら、条件を出された。宮女ではなく妃として連れていくようにと」

 幻耀は不服そうにまゆを寄せて告げた。

いつかいの宮女に北後宮の内情は明かせない。立場をおもんぱかってのことだろうが」

「いえ、それだけではないでしょう。主上は、十八になっても妃をむかえようとしない殿下にしびれを切らされたのですよ。以前より、おぎの問題をゆうりよされていましたし。ちょうどいいから玉玲様と子をもうけるようおおせられたではありませんか」

「こっ、子をもうけるぅ!?」

 玉玲は思わず後ろへ飛びのき、幻耀とのきよを取る。その役割までは考えていなかった。

「余計なことまで話すな、文英。俺は地位が安定するまで子をもうけるつもりはない。今は赤子の安全にまで気を配るゆうなどないからな」

 幻耀はじろりと文英をにらみ、玉玲に視線をもどす。

「手を出すつもりはないから心配するな。俺にはお前のような子どもをでるしゆもない」

 ──子どもって……。

 そういうにんしきをされているのは不本意だが、他にもいろいろと問題がある。

「私、最下級の宮女ですし、もとはざつだん出身の捨て子ですよ? 仮にも妃になれる身分ではないと思うのですが」

「問題ない。俺は身分にかかわらず能力のある者を重用する。他に何か問題はあるか?」

 世継ぎの皇子であるのに、ずいぶんとじゆうなんで先進的な発言だ。

 意外に思いながら玉玲は、一番重要な問題を口にする。

「あります。私には重い病をわずらった養父がいるんです。高額な薬代が必要で」

「金で解決することなら簡単だ。ほうきゆうは宮女の三倍出そう」

「それは、すごくありがたいですけど……」

「何だ、まだ不満があるのか?」

「家族と約束したんです。三年たったら戻ってくる。そしたら、またいつしよに旅を続けようって。妃になったら、簡単には後宮から出られないんでしょう? それはいやだから」

 思い出すのは家を出る前、養父とわした約束だ。愛する家族に別れを告げ、さびしさをこらえてここに来た。また一緒に旅する日を夢見て。その希望だけはついえさせたくない。

 とはいえ、皇族の命令は絶対だ。要求したところで、命じられればか。

 そう考える玉玲だったが、幻耀は「三年か」とつぶやき、小さくうなずいて、こう言った。

「いいだろう。父にも言われているからな。三年以内に次の皇后にふさわしい妃を見つけるようにと。それだけの期間があれば俺の地位も今より安定し、問題もあらかた片づいているはずだ。三年たったらお前のことは適当な理由をつけてえんしてやる。それなら不満はあるまい」

 まさか、こちらの事情を考慮してもらえるとは思わず、玉玲は目を丸くする。

「つまり、三年以内に太子様は次の皇后にふさわしい妃を見つけ、地位を安定させる。私はそれまでのつなぎで、期間限定のけいやくきさきということでよろしいですか?」

「ああ。期間を設けた方が目的意識もあがるだろう。どうだ?」

 どうだもこうだもない。玉玲にとっては、これ以上にない申し出だ。

 ほうろくは三倍。年季はもとの通り三年。仕事自体もやりがいがありそうだ。

 太子は思っていたより話のわかる人間のようだが、あやかしへの対応には不安があった。

 申し出を受ければ、じんな決まり事からあやかしたちを守れるかもしれない。

「わかりました。そのお仕事、け負います!」

 玉玲は何の迷いもなくじゆだくした。

 すると、幻耀はふところへ手を伸ばし、

「では、これをやろう」

 そう言って、くろうるしりのさやに包まれた短刀を、玉玲の方へと差し出す。

「これは?」

「あやかしを滅することができる妖刀だ。女性でもあつかえるよう短刀にしてある」

 目を見開く玉玲に、幻耀はたんたんと説明した。

「北後宮には結界がほどこされていて、あやかしたちがへいの外に出ることはない。区域の至る所にあやかしの力をふうじるじゆられているから、大きな危険もないはずだ。だが、やつらは気まぐれで、いつ何をしてくるかわからない。念のための護身用だ。持っているだけで、あやかしたちがおびえて近づいてこない。身につけておけ」

「必要ありません」

 玉玲はきっぱりと断った。

「私はあやかしたちと友達になりたいんです。何でも気軽に相談してもらえるような存在に。だから、あやかしをおびえさせるような刀なんていりません!」

 冷ややかさを増していく幻耀の空気にひるむことなく言い放つ。養父に、楽しく仕事をすると約束した。刀なんてあったら、自分もあやかしたちもがおでは暮らせない。

「お前はあやかしのことをまるでわかっていない。やつらは簡単に人を傷つけるぞ。油断すれば、すぐにきばく。ずるがしこくて危険な存在なのだ」

「そんなことはありません! 彼らは人と同じです。真心を込めて接すれば、心を許してこたえてくれる。私は私のやり方であやかしを導きます。絶対に悪いことはさせません!」

 ゆずれない思いを胸に宣言すると、幻耀は玉玲にえいな視線を向けて警告した。

「命を落とすことになっても知らんぞ」

「心配しないでください。私、これでもかなりたくましいんです」

 おどすような言葉を受けても、玉玲は一歩も引かず、しようさえかべて主張する。

 幻耀は、話にならないとばかりに軽く首をり、ため息をついて言った。

「議論を続けても無駄のようだ。文英、彼女を部屋に連れていけ」

 文英はそくに「ぎよ」と応え、玉玲を部屋の外へとゆうどうする。

「さあ、まいりましょう。ご案内いたします」

 希望はかなったものの、玉玲の胸は晴れない。

「どうしてそこまであやかしを悪く思っているんですか?」

 部屋を出るぎわ、玉玲は単刀直入にたずねた。

 いてはいけないことだったのか、文英が顔をこわばらせ、「玉玲様」と言ってうでを引く。

 彼がごういんとびらを閉めようとしたところで、幻耀が低いこわで告げた。

「あやかしに限った話ではない。俺はだれも信じない。あやかしも人間もな」

 幻耀の言葉と扉の閉まる音が、やけに重々しく耳にひびいた。

 玉玲はさらに幻耀のことがわからなくなる。ただ冷たい人間というわけではない。彼はびようかいやみくもに罰そうとはしなかったし、自分の事情も考慮して契約妃という形で仕事をまかせてくれた。根は真面目まじめかんような人なのだと思う。それなのに、なぜすべてをきよぜつしようとするのだろう。

 彼のことが知りたいと思った。そして、できることなら受け入れてほしい。人もあやかしも。

 自分が幻耀とあやかしをつなぐけ橋になれたらいい。

「教えてください、文英さん。どうして太子様は心をざしてしまっているんでしょう?」

 まずは幻耀を理解することから始めるべく、玉玲は質問する。

 部屋を出る間際の反応からすると、文英は何か事情を知っているように思えた。

 しばらくだまりこんでいた文英だったが、しんみようおももちで口を開く。

「このことは絶対に口外なさらないでくださいね。特に殿でんには」

 玉玲はおんな空気を感じながら頷いた。

「殿下はお母上を殺されたのです。北後宮にいたあやかしに」

「…………え?」

 きよだつした声をもらす玉玲に、文英は暗い目をして忠告する。

「あなたが会われてきたのは、善良なあやかしばかりだったのでしょう。ですが、世の中には危険なあやかしがいるということも覚えておかれた方がよろしいかもしれません」

 文英の口からもたらされたのは、予想以上に深い闇だった。

 玉玲は言葉を返すこともできずに立ちどまる。

 どうすれば幻耀の心を開けるのだろう。彼とあやかしをつなぐことができるのか。

 さすがに答えは出てこなかった。

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あやかし後宮の契約妃 もふもふたちを管理する簡単なお仕事です 青月花/角川ビーンズ文庫 @beans

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