第3話 帰宅後 (花音)

「ただいま~」


奏太の家を後にした花音は家に帰宅した


自分の部屋に入るなりベットに横になって奏太の写真を見返してみる


「やっぱりこれは反則だよぉ~」


ぬいぐるみを抱えた奏太の写真。

髪の毛は写真で分かるくらいサラサラで目は二重できれいな茶色それでいて幼い顔つき。

(「多分奏太君のことを知らない人が見たら女の子に間違えられちゃうよね……」)



「それにしてもどうして学校に来なくなっちゃったんだろう……」


遊びに夢中で聞くのをすっかり忘れていた


どうして来なくなったのか。それが分かれば助けになれるかもしれない


「よし……!明日もお家に行って聞くしかない!」

(まさかめんどくさがられたりしないよね……?もし、奏太君に嫌われたらこの先生きていけない・・・)


「けど今日はやっと奏太君と話せたんだもん!それだけでよかったよ!」


花音は入学式に奏太を見つけた時から仲良くなりたかったのだが色々理由があり、話しかけれずにいたらその内、奏太が学校に来なくなってしまった。

しかし、花音はこれが仲良くなるチャンスだと思い担任の先生から奏太の住所を聞きそして今日奏太の家に行ったというわけだった――。


「さて、お風呂入るか!」
































  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

中学生デビューに失敗して不登校になった僕が恋をするお話 はにゃ @komavvv

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

フォローしてこの作品の続きを読もう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ