第5話 勝手に楽しんでおいて勝手に感謝する

 どうもお久しぶり。

 ほら、俺忙しいから。うん、仕事とかメインで書いてる小説とか忙しいから、なかなかエッセイ書けずにいたよ。

 口調が今までと違うって?

 気にしないでくれたまえ。小説ではいろいろブレないように気を付けてるから、こっちがブレるのはまぁ気にしないでくれたまえ。


 そう、それで、前回は小説を書くにあたっての目標を立てた所まで書き綴ったところだった。あんまりにも久しぶりなので、読み返してしまったよ。

 で、目標はどうなったんだよ? なんて気にしてくれている方はいるだろうか。コレから、その辺りをざっくりと感情まみれで語っていこうと思う。


 まず、レビューの話だ。

 初めてレビューをもらえた時は、頭がおかしくなるかと思うくらいに興奮した。だってあれだぜ、俺が、俺の思い付きで、俺の好き放題書いた小説を紹介したいと思う人がいてくれる。

 これはもう、俺の存在価値自体を認められた様なものだ。俺はこの世にいる価値があるということだ。レビュー! 狂喜せざるにはいられない!


 もうひとつ、FA(フルアーマー)だ。

 初めていただいたものは、半ば強奪したようなもので、実は後ろめたさを感じていたりもする。【君の姿と、この掌の刃】のヒロインであるホトミさんが描かれたイラストは、それほど魅力的だった。

 快く『差し上げる』と言ってくれた絵師様には感謝しかない。レビューに続いて狂喜乱舞した俺は、思わずSNSのアイコンにしてしまった。

 それまでのアイコンは俺の愛するアニメの主役だった。急に美女になって、当時のフォロワーさんはとっても驚いたことだろう。

 それからしばらくは、女性と誤解される事も増えたのは秘密だ。


 それら色々まとめると、以下のようになる。


 1.PVはK表記で☆は200超え

  初めて書いた小説にしては(俺の基準で)すごいことになった

 2.レビューも、ええ!?  ってくらい素晴らしいものをたくさんいただけた

 3.さらに神のような絵師様から素敵なフルアーマーを多数いただく

 4.しかも10万字超えた上で満足のいく形で完結


 簡単に言うと、初めて書いた小説で目標全部達成してしまった。

 ということになる。


 しかも、しかもだ。

 レビューやフルアーマーをくれた方々とSNSで仲良くしてもらえるという、土下座しても足りなくて回転してしまいたくなるくらいの事実。

 俺はこんなに幸せになってもいいのだろうかと思う始末だ。


 さらにSNSに思いつきで『幼馴染の強いラブコメが書きたい』なんて発言したところから、本当に書き始めた小説が(俺としては)大変なPVをいただき、なんだこれという状態。

 こちらも、とんでもなく素晴らしいレビューやフルアーマーをいただいたりと、至れり尽くせり。


 そして、気付いたらSNSのフォロワーさんが2000人を超えていた。そう、始めた時に『こいつら化物かよ』と思った領域に俺も入っていたということになる。

 しかし俺は化け物でもなんでもなく、ただのおじさんだ。趣味で小説を書き始めたばかりの、どこにでもいる普通のおじさんだ。

 女子高生を拾ったり、異世界に行ったりすることもない。それでも2000人が一瞬でも俺に興味を持ってくれたわけだ。心から恐れ入ります。


 そうやって、俺はこの界隈にのめり込んでいき、後戻りができない体になってしまった。だって仲良くしてくれるんだもん。たまにちやほやしてくれるんだもん。

 おかげさまで、毎日楽しく過ごせております。

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おじさんがWEB小説に挑戦してみた話〜俺でも書けるんじゃね? って思って始めたらすごく楽しめた上に宣伝で始めたSNSにハマる始末〜 日諸 畔(ひもろ ほとり) @horihoho

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