この作品は非常に神経質で、律儀な意識によって書かれた統合失調症の作品だと思います。面白い程思考の変遷が展開されており、統合失調症当事者である僕にとっても無縁ではない情報発信の一環のようにも思います。本当にこの病気は複雑怪奇ですが、同じように鬱憤やフラストレーションをネットで赤裸々に殴り書きし、それをまとめた形で作品にするのは認知行動療法の手法と芸術による昇華の手法としては最善種であるように思えます。この作品の作者は芸術的才能に横溢した精神病をも超えた前衛文学の荒神であると思います。僕も忸怩たる文章を赤川凌我という名前でアメブロでやっているのですがこれほどまでに洗練された作品にそれを発散させるだけの技巧は僕にはありません。したがって僕はこの作品の作者に心から脱帽し、敬服します。
今日、最初から、ずっと続けて今日(2021/8/16)まで読めました。
やはり。
文章が巧いんですね。
それとも、当事者として『共感』できるところが多々あるからなのか。
読みやすい。
それは、とても素晴らしいこと。
本を読み漁っていた時代の『贈り物』かもしれませんよね。
ぼつぼつと、時に矢継ぎ早に、書き続けていけると心も晴れるかもしれません。
日記ではないけれども、思ったことを書く。
というのは、ほんと書く『筋力』を知らないうちに鍛えてくれる。
様々な『宝物』、だと思えることを大切にしてください。
没頭しすぎることもなく、ただ集中して気の済むくらいで止める。
添うように、いい作品を描いて、大丈夫、充実して生きてください。
(お手紙みたいになってしまって、申し訳ありません)。