マジックミサイルしか使えないと馬鹿にされた少年は魔王もドラゴンも神も倒して最強だってこと証明します。

繁栄を続ける国々から遠く離れた地方で暮らす少年『シルバ・ランスター』は体が弱く、魔法術の才もない生まれながらの落ちこぼれであり、村の人間からは哀れみと嘲笑の対象として見下されていた。それでもシルバは腐ることなく、出来る限りの仕事をして貧しいながらも両親と兄弟と平和にくらしていた。しかし、あるとき一家は夜盗に襲われてしまう。何とか抵抗しようとするシルバだったがもともと体も弱く、魔法術も使えない彼には成す術もなく目の前で、父親、弟二人を殺されてしまう。次は自分か母親かと言うときに突然やってきた男が夜盗を鮮やかな動きで素早く倒してしまう。何も言わずに立ち去ろうとする男の足にシルバはしがみ付き。「俺をあんたの弟子にしてくれ」と懇願する。最初は断ろうとした男も、シルバの必死にさについには折れ、その願い…続きを読む