耳心地よい作品

音と韻が心地よい作品でした。
私に古典音楽の教養があれば、もっと深く楽しめたかもしれないと、不勉強を少し恥じています…。
また、純愛小説だったように思います。
純愛小説というと、どこか表面をなぞっているだけのものが多い印象で、少し苦手だったんですけれど、この作品の彼にはそれとは違う愛を感じました。