半人前の神様と過去を引きずる青年の出逢いと成長の物語

故郷に帰って来た壱弥が出逢ったのは、半人前の神様。
正式な名を持たない小さな神様は、壱弥にナナシと呼ばれることになる。

これは、真の神様になるために姿を現した半人前の神様と過去を引きずり本来の自分を見失った青年の出逢いと成長、そしてその後を描く物語。

丁寧に描かれる人間模様。
彼らが経験してきたことが、今に繋がり紡いでいく。

何処か陰のあった青年は、やがて……

鮮やかな景色と共に綴られる、人と神の優しい物語。
是非読んでみて下さい!

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