その弱さは罪か、それとも_____

主人公の弱さや閉じた世界を好む性格に、共感反感其々の感想が飛び交う作品。

好悪の感情を飛び越え、創作の人物に対する人格否定をする人まで現れる作品。

弱さは罪か、醜さは罪か、愚かさは罪か、マイノリティは罪か、それすらも個性と受け入れる事が出来ないのは罪か。

作品が展開するにつれ、様々な読者の心の美醜や寛容さ傲慢さが垣間見える作品。


創作物としてだけではなく、感想自体がある種のエンタメ化しており大変面白いと感じた。

また主人公とヒロインの性別が逆だったら、感想の色も変わるのかなと少し考えてみたり。