婚約を解消されたら、不自由な右足を愛してもらえました。

影津

婚約を解消されたら、不自由な右足を愛してもらえました。

「マリアンヌ、悪いけど君との婚約はなかったことにしてもらいたい」


 わたしに抑揚のない声で告げたのは、「君の肖像画を見たときから君のことしか考えられない」とまで言い放った婚約者ドルフ。


 ドルフはセルバンデス家のイケメン三兄弟の次男なの。ほんとうは、わたしのお姉さま二人が婚約者候補だったんですけどね。わたしのお姉さまたちはどうしようもない、とんでもない面食いで。


 次女のエスメラルダお姉さまが言うには、物足りないんだとか。


「イケメンだけど、もっと美しいお方がいるはずじゃない。シャルル公爵さまとか」


 長女のオリビアお姉さまにいたっては、縁談の手紙の文字に嫌悪感を示す始末。


「あら、わたくしとの縁談話。なに、この汚っい字。ほんとに羽ペンで書いたのかしら。みみずがのたうつような字面。エスメラルダに譲るわ」


「嫌よ。お姉さまが嫌なものはわたしも嫌なんだから」


「じゃあ、マリアンヌに譲るわ。この縁談」


「あ、それがいいわね、お姉さま。ほら、マリアンヌ、受け取りなさい。この汚い文字。ろくな男じゃないだろうから」


 お姉さま二人に丸め込まれる形で婚約を受けたわたし。わたしが、はっきりとものが言えなかったのもあるけど。それでも、文字が汚いからという理由だけで相手の性格の良しあしまでは決まらないと思うの。


 でも……甘かったわ。


「どうして、ドルフさん。わたし、今日でドルフさんとお会いするのは三回目ですけれども」


 一回目はレストランでの食事。二回目は、湖畔でボートを楽しむデート。三回目の今日は、わたしがどういう女性なのかを見極めたいと言うドルフの母親とも一緒にこうして紅茶の会を開いてもらっているというのに。


 でも、どうしてなのかな。ドルフさんのお母さまは、あまり顔色を変えていらっしゃらない。


「ドルフ、どういうことかを彼女に分かるように説明しなさい」


 わたしの目の前で紅茶をすするドルフ。なんで、そんなに余裕ぶっているのよ。ここ、発言するところでしょ。わたしをじらしてから、流し目で母親を見やるドルフ。


 この人、第一印象は爽やかな美青年だったのに、どうしてこんな、意地悪をするのかしら。


「僕はね。君の日ごろの行いが悪いんじゃないかと思ってね」


 日ごろ? わたしと会うのはまだ三回目じゃない。


「君はよく、自分のドレスを足で踏みつけているみたいじゃないか? 汚れていることに気づいているかい?」


 わたしは、右足が人より外側に開いてしまっている。身体のどこかに異常があるわけではないけれど、そのせいで歩き方も人と少し違う。けっして美しい歩き方とは言えないのだけれど。ダンスもそのことで指摘されるのが怖くて人前では踊れないの。足が悪いせいでドレスに泥がつくこともあるわ。


 でも、今日はたまたま馬車を降りたときに泥水を踏んでしまって。そのとき確かにふき取ったし、今も綺麗な状態。まさか、馬車を降りて汚したところを見られていたのかしら?


「確かに、今日は汚してしまったわ」


「じゃあ、なんで僕に会いに来たの? 一度屋敷に戻って着替えてくるべきじゃないのかい?」


 そ、そこまでしないといけないものじゃないでしょう? やだ。この人、わたしに求めているものが大きすぎないかしら。わたしは押し黙って食べかけのケーキの皿に、もう食べ終わったことを示すフォークの置き方をする。


 ウェイターが早々にわたしの皿を取り上げた。え、今のなに? いくらなんでも早すぎじゃないかしら?


 少し驚愕していたドルフのお母さまも、納得したような顔で私のことを見ているし。テーブル越しに感じる視線。わたしの足を見たくてしょうがないのでしょう? まさか、こんな人たちだったなんて。


「マリアンヌさん。悪いわね。うちの息子は、几帳面なのよ。作法というものは、日常の延長線上にあるものでしょう? 足を引きずるような女性には、とても。なんと言っていいのかしら」


 言い淀んでいるようには見えない口角の上がった口。この息子にしてこの母親ありだわ。


「婚約させられない?」


 わたしは震える唇で率直にうかがう。フォークを離しておいてよかった。もう少しで指も震えるところだったから。わたしの言葉に面食らう二人。


「そうね。話はすんだわ。泥なんかですぐに汚れるような女に、うちの息子と並んで歩いてもらいたくなんかないのよ」


 もしかして、馬車を降りた直後からほんとうにわたしを見張っていたの? 恐ろしいお母さま。


「そういうわけだから。今回の話はなかったことに」


 ドルフはわたしが喉をとおらなかったのと同じケーキを、意気揚々と口に運ぶ。わたしに、出て行けと言っているのね。ここまでくると、あきれてものも言えないわ。わたしは、無言で席を立って帰路を急いだ。




 別に辛いわけじゃなかったの。だけど、わたしの決心が無意味になったことで胸がつまったの。それに、なによ。あの母親の態度は。


「はっきり言って、ドルフもむかつくけど、あの女の方が異常だわ。ふん。清々したわ」


 にゃーん。


 やだ、今の声、お姉さまの猫に聞かれたじゃない。


 え、オリビアお姉さま。わたしの部屋まで押しかけてくることなんてめったにないのに。どうして今日に限って?


「あーあ。断られちゃったの? やめてよ。あたしの結婚式に、ご友人としてあのセルバンデス家も招待するつもりだったのに。あんたのせいで台無しね」


「お姉さま。あんまりじゃないですか。わたし、お姉さまたちが断ったから仕方なくお受けした縁談なんですよ?」


「でも、ふられたのはあんたじゃない。どうせ、その足のことちゃんと隠しきれなかったんでしょ?」


 そう言ってお姉さまはきびすを返して去って行った。これから、お母さまとお父さまにも知られてしまう。わたしは、自分が辛いんじゃないわ。お父さまとお母さまを、またわたしの右足が悲しませることになるのが耐えられなかった。



 

 わたしはドルフと二回目のデートのときに行った、湖畔にたどり着いていた。わたし、馬車を借りることも忘れて、ほんとうに泥まみれで出かけてきてしまったみたい。


 風も出てきて、雲の流れが早い。一雨来るかもしれないわね。でも、どうだっていいわ。ベンチに腰掛けて自分の右足を、そっと伸ばしてみる。


 あたしの右足。


 どうしてあっちを向いているの。


 前に進むときぐらい前を見なさい。


 お母さまはわたしの足に合う靴を作るために、町中の靴屋を集めたわ。それが、お姉さまふたりの気にさわったのね。幼いころからわたしは、足のことばかりで二人からいじめられる。それが、婚約という形でわたしを厄介払いできると、あの二人は思ったんでしょうね。


 はぁ。わたしだって、出ていけるものなら出て行きたかったわ。そして、あの人と生涯をともに……。


「ドルフさんと結ばれたら、わたし、どんな生活をすることになったのかしら」


 ドルフさんには、あんな態度を取られたけれどひょっとしたら何かの間違いかもしれないなんて考えてしまう。あの母親さえいなければ。


「やだ、わたしったら。あの人のお母さまを悪者にするなんて、最低だわ」


 自分を戒めるために、スカートのフリルをにぎりしめる。自分の手の甲に涙が一粒落ちる。わたしの涙を追うように雨が降り出した。


 傘を持っていない。雨宿りしたいんだけど、足から力が抜けておしりがベンチから離れたくないって言っているみたい。


「そこの君。びしょ濡れじゃないか」


 わたしに声をかけてきたのは、黄金と見まがうほどの美しい金髪で長髪の男性。長い髪を後ろで束ねて邪魔にならないようにしている。黒い馬に乗っている。今しがた駆けてきた様子で馬の脚には泥がついている。


「ど、どなたでしょうか?」


 わたしの涙でよく見えない目の錯覚でなければ、この人もわたしと同じぐらいには濡れている。


「馬に運動をさせていてね。突然、雨に降られたのさ」


 わたしの問いには答えない男性。ちょっと、失礼な感じがするのだけれども話口調の物腰が柔らかいので不快には感じなかった。


「君と同じだね」


 わたしは何だか馬鹿にされたみたいな気分になって、涙を袖でぬぐったの。今なら雨と混じって誤魔化せるから。


 男性の後方から遅れて馬の駆けるひづめの音がする。まるで、この男性に置いて行かれたというような慌てぶりで迫ってきた。


「シャルル公。離れてはいけないとあれほど」


「僕は子供じゃないんだよ。それより、身体を拭けるものはないかな」


 遅れてきたのは付き添いのようで、男性は付き添いから手ぬぐいを受け取っている。


「はいこれ、使って」


「シャルル公!」


 どういうことなのか、さっぱり分からないわ。わたしは、呆けた顔をして令嬢失格かもしれない。手ぬぐいを受け取ってドレスを拭く。ドレスはしっかり雨がしみ込んでいるので、乾くはずがないのだけれど。


「ちょっと貸してみて」


 男性は馬から降りて来た。え、嘘。わたしの手を取るなんて、いきなりどういうことなの。公爵さまのようだけれど。


 シャルル公と呼ばれる男性は、わたしの手から手ぬぐいを取ってわたしの髪をそっとふいてくれた。


「そ、そんな! しょ、しょ、初対面ですよ?」


 臆したわたしと同様に、シャルル公のお付きの者も面食らった顔をしている。


「濡れている女性を放っておいたらいけないよ。初対面なら、なおさら。道端で高齢な女性が倒れていたら助けを呼ぶでしょ? それといっしょ」


 ええ? わ、わたしは道端で倒れたおばあさんと同じ扱い? こ、この例えは社交界でも聞いたことがないわよ。変わり者なのかしら? わたし、どうしたらいいの。髪の毛、もっさもっさと乾かされている。


「ねえ、雨宿りしませんか。せっかく、拭いていただいても、また濡れてしまいます」


「ほんとだ。そうだね」


「それに、あなたも濡れているし」


「ほんとうだー」


 この人、自覚がなかったわけではないでしょうに。お付きの者が呆れた顔をしているし。でも、この人のおかげで少し元気が出たわ。もっと濡れてドレスも駄目にするつもりだったのに、自分から雨宿りを提案するなんて。


 わたし、この人がユーモアのある人で良かったと思っているのかも?


 小一時間、この人とあれこれ話した。だけど、つい今しがた婚約を破棄されたことは何一つ言えなかったの。


 でも、彼はそんなわたしが嫌な話をしないで済むように、自分のまぬけな失敗談を話して聞かせてくれたの。飼っていた猫が女性好きで(正確には女性の匂いが好きなのかもってことらしいけれど)、ダンスパーティーのときに開け放した扉から入ってきた彼の猫ちゃんが、彼の婚約相手の女性の足を舐めて驚かせてしまったとか。それで、婚約破棄にされたらしいの。


「まあ、それは大変だったわね」


「いや、猫嫌いな人はたくさんいるからね。僕のところの猫は長毛種だから、抜ける毛が多くて余計にね」


 たあいもない楽しいおしゃべり。これがのちに、わたしの人生を大きく動かすことになるなんて知らなかったの。




 社交界きっての領主(わたしたちの親戚)が晩餐会を開いたの。私はまだ社交界については疎かったのだけど。どうも、お姉さま二人の婚約が決まったことのお祝いの意味があるらしいわ。


 お姉さまはイケメンを自分で見つけて猛アタックしたらしいから、婚約はあっという間に決まったの。


 お披露目会ならわたしたちゴンドール家が行わないといけないのだけれど。二人のお姉さまがゴンドール家の財産がほかの貴族に比べて少ないことを持ち出して、お母さまに直談判したの。節約すべきだって。それで親戚の領主が開催してくれたの。


 恰好が悪いと思わないのかしら。ただ見せびらかしたいだけなのに、お金を支出するのは嫌ってことでしょ? 


 わたしは乗り気じゃなかったのだけれど、この晩餐会がわたしとあの人を再び引き合わせたの。


 楽しくもない晩餐会。愛想笑いで話を合わせる。お姉さま二人の縁談が立て続けなんですもの。だから、四人で向かい合ってさぞかし楽しそう。わたしはその、席の隣でお相手もなく黙々とフォークとナイフを動かしているしかないじゃない。


「これ、マリアンヌ。少し食べるのが早いですよ」


「ごめんなさい。お母さま」


 だって、会話もしないのに晩餐会を楽しむ方法なんて……。前菜を口に運ぶ以外にやり過ごす方法があるのかしら? 仕方がないのでシャンパンを口に運んで誤魔化す。


 はぁ。エスメラルダお姉さまも、オリビアお姉さまも今日はとってもきれい。エスメラルダお姉さまは緑のドレスで、髪をいつもより高い位置で結ってもらっている。胸元ぎりぎりまで、はだけたエレガントな出で立ち。相手の男性も申し分のないイケメン男爵。三男らしいわ。


 極めつけはやっぱりオリビアお姉さま。お姉さまのブリュネットの髪が映える水色のドレスに、お姉さまは流れるような巻き毛をさらしているの。髪を巻くのに下女を何人も使ったんだわ、きっと。こちらのお相手も男爵だとか。長男の。


 まあ、結婚できないわたしより、お相手を見つけたオリビアお姉さまの方が偉いのだけれど。

 わたしがため息をつくと、オリビアお姉さまの婚約者の男爵が眉間にしわを寄せる。


「何か心配事でもあるのかね?」


「いえ、決してそんなことはありません」


 わたしはへりくだるしかない。二人のお姉さまがくすくすと息を殺して笑う。これ見よがしにしなくてもいいじゃない。


「このあとのダンスのお相手はいるの? マリアンヌ?」


 エスメラルダお姉さまがわたしに嫌味を言ったけれど、何も返答できなかった。


 お姉さま二人はダンスが待ちきれない様子で有頂天。だってどちらも男爵と踊るのだから。わたしは一番乗りでデザートにたどり着いてしまう。お母さまがはしたないわよと注意するのが引き金となって、ついにお姉さま二人は声を上げて笑いはじめたの。


「もう、マリアンヌったら。そんなに大食いだったなんて。太るわよ」


 同じコース料理なのだから、太るときはお姉さまもいっしょよ。そう思ったけれど、とても言い返せなかった。


 ダンスホールに会場を移したころには、わたしは疲れてしまって早く屋敷に帰りたいと願ってばかりいたの。だって、踊らない人のための椅子にお母さまや、親戚のおばあさまと肩を並んで座っていると、こっちまで年老いた気分になるのですもの。


「あ、いつかの君じゃないか」


 肩をすくめそうになったわたしは、慌てて姿勢を正す。見上げると、たゆたう金髪が目に入った。湖畔で出会ったあの公爵さま。


「あの、あなたは……確か、シャルルさん。あ、いえ、公爵さま?」


「僕のこと覚えててくれたんだね。名乗ってなんかいない、つまらない男なのに」


「つ、つまらないなんてことは――」


 わたしが、しどろもどろになっていると、シャルル公爵さまがわたしの手を取る。弦楽器によるワルツが一段落したところだ。お姉さま二人がそれぞれの男爵とともに、疲れた足取りと上気して赤らめた顔で戻ってくる。


「男爵さまったらダンスがお上手なんだから。え、マリアンヌ。その輝くようなお方はどなた?」と、エスメラルダお姉さま。


「うそ、シャルル公爵さまじゃないの! ど、どうしてわたしの妹の手を」と、オリビアお姉さま。


「食事会は遅れてしまいまして、大変失礼しました。改めましてゴンドール家のお二人とも、ご婚約おめでとうございます」


 お姉さま二人は、縁談という言葉に魔法にでもかかったようにのぼせ上る。


「そうですのよ! わたくし、男爵さまと結ばれますの。一つ下の妹もね。一番下の妹は、はっきり言ってもう、婚約なんか見込めないでしょうけど。だって、ねえ?」


 そう言ってオリビアお姉さまは、わたしの足を見降ろす。当然つられてシャルル公爵さまがわたしの醜い右足を見る。怖い。わたし怖くなって、ヒールのつまさきをスカートの中に隠すようにひっこめたの。そうしたら、公爵さま、驚いた顔でこう言うのよ。


「きれいな足じゃないか」


 シャルル公爵さまは、わたしの手を引っ張り上げるようにしてわたしを椅子から立たせた。え、嘘でしょ。こんなわたしと踊って下さるの? わたし、夢でも見ているのじゃないかしら。

 流れはじめるメロディー。まだ、ダンスのポーズに入れない。


「大丈夫、踏み出すときは君のペースでいいから」


「公爵さま……」


 頬が赤くなるのが分かる。


「ちょっと、何なのあれ」


 後ろでお姉さま二人が悔しがる声が聞こえる。


「公爵さまは大げさすぎるから、シャルルでかまわないよ?」


「そんな、公爵さま。わたしは、あなたさまより身分が低いのに。それに、足だって」


「君の足? ちょっと好きな方向を向いているだけじゃないか。僕はそんなのは気にしないよ」


 足を踏み出す。わたしのペースに合わせて踊ってくださる。わたし、ダンスは習ったけれど、この足で人前に出ることなんて考えたことなかった。わたしは、不器用だけれど踊っている。それも、この美しいお方といっしょに。


 わたしを雨の中から救ってくれた、この人といっしょに。


「まあ、シャルル公爵さまと踊っているのはどちらのご令嬢?」


「今回の主賓の二人の妹だそうだよ」


 周囲の声と視線がわたしたち二人に注がれる。わたし、もしかして注目されているの? 足がもつれた。


「おっと、大丈夫?」


 バランスを崩したわたしを抱きとめるシャルル。シャルルと呼んでいいのかしら。ほんとうに。曲がちょうど終わりを告げる。


 ダンス会場から盛大な拍手が巻き起こった。頭が追いつかない。

 

 え? わたし、足が大理石の上にちゃんと立っている感覚がない。ふわふわする。今、幸せなのかも。嬉しくて涙まで零れそう。やだ。うれし泣きを人前でするなんて、恥ずかしいことだわ。


「また、踊ってくれるかな?」


 わたしは返答に困ってシャルルの瑠璃色の瞳をちらりと見る。


「もっと、よく見て」


「え?」


「君自身の意思で決めて」


 わたしは、恐る恐るシャルルの瞳を覗き込む。澄んだ瞳。この人となら……。


「……はい。こちらからもお願いしてもいいですか? また、踊ってくださいますか?」


「もちろん君となら」


 再び演奏がはじまった。シャルルがわたしをリードする。え、ちょっと待って。また踊るとはお答えしましたけど、今すぐの話だったなんて。


 お母さまが賛辞の拍手を送ってくれた。姉たち二人はずっと悔しそうな顔をしていたけれどね。わたしは、じっくりとこの人との愛を育みたいと思う。

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婚約を解消されたら、不自由な右足を愛してもらえました。 影津 @getawake

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