最終便 後々の血(地)

心が澄みきっている。


なんてことない事だった。

普通の一般常識の当たり前の話。


私が母になり

子供となる時がきただけの事。


母体は私自身で

男の子が産まれてくる。

その子の声が言の葉を伝って

届いていた。


父親は大地、この星そのもの。

そこから届くのだから

名前なんてそもそも要らなかったんだ。


この星に産まれくるこの子に

私には何が出来るかしら。

男の子が育ってやがて母になる。

そしてまた受け継がれる。

自然の摂理。

この奇跡の循環を大きな気持ちで

表したい。


ここにいてはダメ。

この子が産まれて、育ち、

一人で踏み出せる時になったら出掛けよう!


銀河の向こう側へ✨


fin.

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

1作品目🍁 言の葉 郵便局 ソレユライト木陰🦁 @oekakista-aki

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ