第8話 その後の私達

あれから何年たっただろう、くっそ馬鹿だった私は猛烈に勉強をして

何とか短大、都市銀行へと就職をし、結婚をし子供を産みあっという間に

パートのおばちゃん達に手が届きそうなくらいの年齢になった。


高校を卒業してからもさゆりんとはたまに会ったり年賀状のやり取りを

したけれど、今は何のやり取りもしていない。

彼女は大家族のバツイチの男性と結婚しお子さんを産んで離婚した。

そこからは何もわからない。

高校生の頃、彼女のお宅でじゃれる二匹の猫をずっと見ていて楽しかった日々

Xのヒデちゃんの話で盛り上がったりして楽しかったな。

料理が上手でふわふわのオムレツを作ってくれたさゆりん、

美味しかったよ。

またいつか会いたい。


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